一泊二日の近鉄観光特急プレミアム・シートの旅2025年04月03日

 楽しみだった一泊二日の近鉄観光特急の旅がやってきた。近鉄難波駅に10時10分集合のツアーで、遅めの出発だった。家内に急かされて9時半頃に集合場所に到着した。近くのコンビニで缶ビールロング缶とアテを調達した後、添乗員から観光特急の座席案内書を受取った。今回のツアーの参加者は37名とのこと。春休み中とあって5人の子供の姿もあった。
 プラットホームに10時40分発のブルー&ホワイトのツートンカラーの”しまかぜ”が滑り込んだ。往路はプレミアム・シートがツアー料金に含まれている。6号車の車内に入ると2席と1席のベージュ色のゆったりしたシートの列が飛び込んだ。B、C席に陣取ってプレミアム・シートの様々なサービス機能をチェックした。1両21人のゆったりシート、フルリクライニング、フットレスト、読書灯、WiFi環境、広いスペースのテーブル等々。12時31分に鳥羽駅で下車した。初春の車窓の風景を愛でながら缶ビールを味わう至福の1時間50分の時を過ごした。
 二日目の帰路は近鉄観光特急”ひのとり”の文字通り深紅のボディの列車に乗車した。近鉄名古屋駅構内のコンビニで再び缶ビールとアテを調達し18時発の”ひのとり”に乗車した。今回のツアーの目玉は何といってもは近鉄自慢の観光特急の乗車である。折角なので”ひのとり”もひとり1500円のオプションを追加しプレミアムシートを確保した。夜の時間帯なので車窓の風景を愛でるわけにはいかなかったが、缶ビール片手に読書三昧の時間を過ごした。おかげで二日間のツアーで文庫本「ローマ人の物語40」丸一冊を読了した。