自叙伝発行5年目の振り返り ― 2025年06月10日
2020年3月末の74歳の時に「自叙伝--あるがままに 時代とともに--)」を230冊自費出版した。Ā5版387頁、原稿用紙980枚の大作だった。幼馴染み、級友、現役時代の同僚・知人、リタイヤ後の地域の知人・友人等にほぼ全てを贈呈した。
かねてから発行を目指していたが、後期高齢者目前の歳になって着手し編集等に1年近くかけてようやく発行した。折しも新型コロナの発症が深刻化していた時期だった。贈呈した知人たちと会って歓談する機会も少なく感想等を直接聞くことも少なかった。ただ、封書やはがき、PCメール、SNS等による謝辞や感想は頂いた。
発刊5年を経て、そうした感想を整理してみた。多くの人が約400頁にも及ぶ著作に驚かれた。文書についてもこなれた巧みな文章とお褒めの言葉がった。著作についてはそれぞれの体験との共通項での反響が大きい。リタイヤ世代の男性の「闘病記」や、リタイヤ世代に身近なテーマである母親の死を綴った「母が逝った」の共感である。孫との関りの深い世代からが「じじバカ日誌」が好感された。
80歳を迎えてあらためて我が人生を振り返ることも多くなった。そんな時、自叙伝をしばしば手に取って再読している。介護生活を迎えた時、介護者とのコミュニケーションの貴重なテーマは当事者の”物語”であるといわれる。自叙伝には当事者の”物語”が詰まっている。
かねてから発行を目指していたが、後期高齢者目前の歳になって着手し編集等に1年近くかけてようやく発行した。折しも新型コロナの発症が深刻化していた時期だった。贈呈した知人たちと会って歓談する機会も少なく感想等を直接聞くことも少なかった。ただ、封書やはがき、PCメール、SNS等による謝辞や感想は頂いた。
発刊5年を経て、そうした感想を整理してみた。多くの人が約400頁にも及ぶ著作に驚かれた。文書についてもこなれた巧みな文章とお褒めの言葉がった。著作についてはそれぞれの体験との共通項での反響が大きい。リタイヤ世代の男性の「闘病記」や、リタイヤ世代に身近なテーマである母親の死を綴った「母が逝った」の共感である。孫との関りの深い世代からが「じじバカ日誌」が好感された。
80歳を迎えてあらためて我が人生を振り返ることも多くなった。そんな時、自叙伝をしばしば手に取って再読している。介護生活を迎えた時、介護者とのコミュニケーションの貴重なテーマは当事者の”物語”であるといわれる。自叙伝には当事者の”物語”が詰まっている。
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