聞きにくい、話しにくい、むせる2025年07月31日

 80歳を迎えて日常生活に様々な不都合が出てきた。会議等で人の話しが聞きづらくなった気がする。発声の際の切れが減退してきた。飲物でむせる頻度が多くなった気がする。考えてみればこれらは全て耳鼻咽喉科に属する症状である。意を決してかかりつけの耳鼻咽喉科に出かけた。
 40代の精力的な医師に症状を訴えた。聞き取りにくいのは耳垢がたまっているのではないかという訴えに、耳はきれいなものですとのこと。検査をして聞き取りにくい度合いを調べてみますとのことで別室で検査を受けた。ヘッドフォン越しに音を完治したらボタンを押す検査である。通常の検査と耳骨の知覚検査の二種類だった。
 検査後診察室で結果の診断を受けた。低音から高音にかけての感知度合いがグラフで示され高音の機器にくさが示されている。とはいえ日常生活上の支障があるほどではない。加齢に伴うもので今は様子をみる他ないとのこと。
 むせるという症状については1年前に撮った咽喉の写真を見せられた。念の為今回も撮っておきますとのことで鼻から棒状のカメラを挿入された。前回との比較では咽喉に唾が溜まる度合いが増加している。咽喉の異物に対する反応も鈍くなっている。それらがむせるという症状を加速化している。嚥下訓練の冊子を渡され続けて下さいと指示された。話し言葉の切れが悪くなっているのも同じ原因と思われますとのこと。
 80歳相応の身体の衰えが判明した。