懐かしい”ガマの穂”を目にした2025年08月03日

 早朝ウオーキングの途中だった。住宅街を抜けて市民農園を過ぎた先の休耕田の一角だった。舗道脇の雑草地に懐かしい光景を目にした。
 細長い葉っぱの中に茎が背を伸ばし茎の先端には円柱のスポンジのような穂がついている。その独特の形状は、子どもの頃にはどこか不思議で貴重なものに見えていた。
 70年ほど経って目にしたガマの穂を愛しさを込めてそっと掌に包んだ。