夏フェス(盆踊り)の小学校運動場での再出発2025年08月17日

 コロナ禍で2020年以降中止が続いていた地元住宅街の盆踊りが2年前に復活した。自治会主催でなく自治会が支援する実行委員会主催で「夏フェス」と衣を変えての再開だった。会場も従来の地元小学校の運動場から住宅街北のグラウンドに移された。
 その夏フェスが去年も同じスタイルで開催されたが様々な問題が生じたようだ。特に実行委員会方式のため運営スタッフが限られている。フェスタにつきものの10張りほどの屋台テントの運搬と設営はとんでもない労力が欠かせない。2回の開催でさすがにこの問題はクリアできないと判断されたようだ。
 テントは小学校の運動場の一角の倉庫に常備されている。会場を元の小学校運動場に戻せば最大の問題である運搬は解消される。但し小学校の敷地内でのアルコールは禁止される。夏フェス自体の存続にはそれもやむをえまい。そんな経過から今年の夏フェスは小学校運動場に会場を戻して開催された。
 夜6時過ぎに夏フェス会場に出かけた。猛暑ながらさすがにこの時間帯は凌ぎやすい。南側と西側には合わせて10数張りのテントが並び、フォースとフードや飲料が販売され、ゲームコーナーが展開している。従来の自治会や関係団体の出店から様変わりし、地域有志のサークルやグループの出店のようだ。
 6時半から第一回目の盆踊りが始まった。河内音頭等のお馴染みの曲に合わせて大勢の踊り子さんたちが輪をつなぐ。子どもたちの姿が目についた。浴衣姿の外国の女性の器用な踊りにも驚かされた。あらためて盆踊りという日本的な伝統行事の持つ魅力が多彩な層の集客力となっている。