西宮山口アルキナーレ2020の開催は?2020年07月31日

 今年度初めての山口地域活性化推進委員会が開催された。コロナ禍で例年から1カ月半遅れの開催だった。会場もいつもの山口ホール隣接のホワイエから広いホールに移された。ロの字型のテーブルに24名の委員が参加した。
 初会合のため参加者の自己紹介と推進委員会の組織の説明があった。議題の中心は「今年度の取組みについて」の確認だった。そのひとつは西宮山口アルキナーレ2020の開催の可否である。委員長から、コロナ禍で準備ができていないこと、コロナ第2波が到来したと判断されることから「今年度の自粛中止」が提案され、承認された。
 今ひとつは山口地域コミュニティ交通検討委員会の取組みの報告だった。これについてはさくらやまなみバスの収支状況との兼ね合いとの観点から報告された。昨年10周年を迎えたやまなみバスは赤字が続いており、加えて運行のバス会社からの費用負担増が迫られているとのこと。こうした事情から存続計画が9月市議会で審議される予定。そうした経緯を見極めながら山口地域のコミュニティ交通の取組みも検討したいとの報告だった。
 委員会での特段の協議事項もない中で予想外に短い45分ばかりの会合が終わった。