長尾医師原作の映画2作品の案内状2021年02月19日

 つどい場”あん”の主宰者から映画案内が届いた。敬愛する尼崎の町医者・長尾和弘氏原作の映画2作品の紹介だった。”あん”の主宰者は充分な知識や情報がないまま父親の晩年の介護に携わった。看取り後に悔やまれることも多かったという。介護に関わる情報交換の場をつくりたいという想いからつどい場を立ち上げた。その後の勉強や情報収集の中で辿り着いたのが町医者・長尾医師の在宅医療を通して実践される介護の姿だった。以前から長尾医師のブログを通じてその在宅医療や介護の実践を信頼していた私とも大いに共感し合ったものだ。
 そんな交遊を通じて、独自に長尾医師とのパイプを築いている主催者から関西での上映が決まった長尾医師原作の「けったいな町医者」(2月26日から上映)と「痛くない死に方」(3月5日から上映)の2作品の各千円の前売りチケット手配の案内だった。2作品とも最寄りの上映館は「神戸国際松竹」である。
 特に「痛くない死に方」についてはブログで撮影段階から情報を得ており、ぜひ観たいと思っていた。在宅医療や自宅での看取りというテーマをビジュアルに伝えてもらえる貴重な作品に違いない。ただ、コロナ禍の非常事態宣言発令中の最中である。民生委員や地区社協会長という立場も留意すると繁華街の映画館に足を運ぶことにためらいがないではない。今しばらく感染状況の推移を見ながらあらためて連絡したいとメールした。