オヤジ会10周年記念の全体会2024年01月23日

 10年前の2014年1月にちょい呑みオヤジ会が発足した。そして10年後の1月21日に10周年記念のオヤジ会が開催された。途中2年ばかりコロナ禍で休止を余儀なくされたが通算75回目の開催だった。
 毎年1月は日曜日に最寄りのメモリアルホール「サンパレス六甲」のバンケットルームで 開催する。今回も16名の参加があった。世話人のひとりに進行をお願いし、私から乾杯の後、「オヤジ会の現状」を報告と欠席の続いている世話人の交替を提案し了承された。現在の会員数は26名で50代未満の現役会員が10名になり、平均年齢も69歳と若返った。
 参加者の自己紹介になった。多彩な分野で活動したり、新たにジム通いを始めたり、俳句を始めてこのほど句集を発行するといった話題を提供する方もあった。クリニックの院長からは年末に飲食店で階段転落者の巻き添えで転倒し、初めてご自分の救急車体験が語られ笑いを誘った。自己紹介の後、事前に準備していた地区社協紹介の15分のスライドショーを上映し、オヤジ会で初めて社協活動の紹介をした。
 今回の例会のメインイベントはクリニック院長の近隣の基幹病院の統合問題のスピーチだった。多くの参加者にとって関心のあるこのテーマを地域医療の現場ドクターの立場からの解説をお願いした。
 両病院の診療科、常勤医師やスタッフ数、人口や高齢化の動向、急性期医療と慢性期医療の機能の現状、病院運営の深刻な人員不足、地域医療機関との連携等が説明され、今回の合併計画の見方についても語られた。総論としては人口減少や高齢化等の環境変化に基幹病院の統合等の再配置は避けがたいとの見解と受止めた。
 スピーチ後に参加者からの質問や意見が相次いだ。概ね統合計画は避けがたいという声が占めていた。中には通院先の病院長に統合問題の可否を質問したという猛者もいて、病院長の「統合に期待している」という回答を披露する参加者もいた。
 2時間半の例会がいつになくアカデミックな雰囲気の内に終了した。終了前には能登半島地震の義援金が募られた。最後に恒例の集合写真を撮って解散した。

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