つつましい誕生祝い2024年06月01日

 後期高齢者となって久しい。それでも”嬉しくもない誕生日”は否応なくやってくる。夫婦二人の我が家の誕生祝いは回らない寿司屋・流れ寿司でランチするのが恒例だった。
 ところがさすがに毎回の流れ寿司では飽きてきた。今回は主役の私の希望でスーパー・ロピアの惣菜寿司を調達することにした。二人でロピアに出かけてお弁当売場を物色した。数あるお弁当の中から選択したのは「ローストビーフ寿司」と「海鮮巻き」だった。ついでに家内が”気は心”でショートケーキ2個も購入した。
 自宅に戻り早速ランチした。パックのままで写真に撮るわけにいかないのでお皿に盛りつけてもらった。ローストビーフ寿司が思いの外美味しかった。
 何ともつつましい誕生祝いだった。

自治会総会の書面表決を巡る行政指導2024年06月02日

 在住する住宅街の自治会が4月に実施した書面評決について市から「無効」の指導を受けたという。書面表決の方法を一世帯一票としていた点が自治会の一人一票が基本の認可地縁団体としての要件を満たしていないことだ。そのため再度総会を開催して表決することになった。
 詳細な経緯は分からないが市の指導はいかにも”お役所仕事風”で手続きに拘り過ぎる気がしないでもない。ただ結果的に長く開催されなかった自治会総会が5年ぶりに開催されることは前向きに受け止めた。ちょい呑みオヤジ会メンーバー等の問題意識の高い住民の参加が期待できそうだ。

この水田風景はいつまで続くだろうか2024年06月03日

 月曜朝の散歩道だった。有馬川土手道を中国道の高架下を抜けて名来神社方向に向かっていた。
 土手道の東側に広がる田圃の景色が一変しているのに気がついた。水田に覆われた癒される風景が広がっていた。一昨日の朝には見られなかった風景である。
 週末の土日に一斉に田植えが行われたようだ。山口の旧地区の農家が管理する稲田の筈だ。ただこのご時世では専業農家は皆無だろう。どの家も兼業農家として週末の農作業で何とか稲田を維持していると思われる。
 散歩道の通行人には貴重な稲田の風景も、管理する農家のご苦労に支えられていることに思い至った。それだけにこの水田風景がいつまで眺められるのだろうと思わずにはおれない。

地区社協会長のコーディネート機能2024年06月04日

 地区社協の役員会が開催された。役員会では執行委員会報告を中心に各事業部や各団体派遣役員からの報告がある。青愛協派遣役員から気になる報告があった。
 地元小学校の「放課後キッズルーム」のスタッフ不足について青愛協運営委員会で所管部署の市教育委員会担当課長が来訪し人材確保の応援要請があったとのこと。多数の登録ボランティアを抱える地区社協はこうしたテーマに対応可能な機能を持っている。役員会後に面識のある小学校長にその旨連絡した。早急に市教委担当部署に連絡し、あらためて担当者と調整できるよう手配してもらうことになった。
 その際、校長から別件の報告があった。2週間ほど前に開催された地区社協の”休日ふれあい喫茶”で高齢男性からカセットテープを小学校に届けてほしいと託された。以前は地元FM局のパーソナリティだった方で託されたのは18年ほど前に収録された小学校の活動紹介のテープだった。すぐに校長にお届けした。「当時の小学校の活動の様子が生き生きと伝えられ教員とも一緒に聴いた」とのテープの感想をお聞きした。あらためて感謝の言葉があった。
 地区社協会長には地域の多様な人脈と多彩な情報がもたらされる。必要に応じて様々な要請や打診を適切に関係者間に繋げるコーディネート機能が求められていることを実感した。

大規模住宅街の自治会の相次ぐ退会2024年06月05日

 在住する住宅街の自治会で高齢者等の退会が相次いでいる。退会の主たる理由は自治会役員就任を避けるためという事情が大きい。自治会役員は通常ブロックごとに輪番制で担当する。ところが住民の高齢化、単身化、介護世帯増等で役員を受け難い世帯が増えてきた。どうしても役員就任が困難な場合、自治会を退会するという選択肢しかないという現実がある。
 高齢化、単身化、介護世帯増等といった環境変化に自治会の役員就任の在り方の見直しが追い付いていない。「役員就任か自治会退会か」という二者択一しかないことが問題ではないか。自治会退会を望んでいるわけではない。自治会員であっても役員免除が可能な選択肢が必要なのではないか。
 例えば世帯構成員が80歳以上の場合、75歳以上でも病弱である場合、介護者がいる場合等は役員免除をブロックの責任者に申請する。責任者は該当すると判断すればその手続きを実施する。疑義があれば近隣の会員と調整する等をルール化する。
 他方で役員免除の世帯には自治会費をプラスアルファして負担してもらう。自治会員間の公平性を図るためである。場合によっては自治会役員業務の一部を外部委託することも想定してその資金に充当する意味合いもある。
 自治会役員はどの自治会でも1~2年の短期で交替するのが一般的である。そのため任期中は厄介で重たい課題は先送りしがちである。そのことが環境変化に対応した自治会運営の見直しを先送りしてきた。退会者増という自治会存続に関わる本質的な課題はいつまでも放置できない。

イタリア料理でボランティアコーディネーター懇親会2024年06月06日

 地区社協ボランティアセンターのコーディネータ懇親会がイタリア料理の仁木家で催された。私の記憶する限り初めての懇親会である。14名のコーディネータの内、10名が参加した。
 1時からの遅めのランチが始まった。事前予約のコース料理”6月のシェフのおすすめコース”が適度な間隔で配膳された。前菜盛り合わせ、特性お味噌付き新鮮野菜、前菜盛り合わせ、野菜のスープ、ピッツァ、選べるパスタ、選べるメイン (魚or肉)、デザート、カフェといったメニューだった。
 女性陣が奏でる絶え間ないおしゃべりを肴に2時間ばかりの豪華なランチを味わった。コース料理だけでお腹いっぱいだったが、「スイーツは別腹」を合言葉に最後のスイーツも平らげて完食!

地区社協の持続可能なIT環境の機器整備2024年06月07日

 地区社協は昨年度にホームページ公開とスライドショーの作成という二つのIT環境を整えた。ただそれらの環境は殆どを担当した私個人のノートパソコンで対応した。私が役職を解かれた場合は環境そのものが白紙化してしまう。
 今期の地区社協の事業計画の基調は”持続可能なプラットフォーム”である。持続可能なIT環境のためにも社協専用のノートパソコンが欠かせないため今期に2台のノートパソコンの購入を予算化した。
 ノートパソコンの選定を依頼していた事務局長から売り出し商品に候補機種があるので購入判断に付き合ってほしいと求められた。最寄りの家電量販店に出向いてその機種を選択した。物損補償もつけて予算枠内に収まるよう値引き交渉した。二日後にはボランティアセンターに納品してもらえる。
 ついでにボランティアセンターで検討中だった専用のスマホの購入についてもスマホ担当の販売員に相談してみた。任意団体のスマホ契約は難しいという情報を耳にしていた。多少手続き上の煩雑さはあるが契約自体は可能とのこと。必要な手続き情報を調べてあらためて連絡を貰うことになった。
 その商談中に耳寄りな情報が得られた。購入後のノートパソコンのネット接続の方策を苦慮していた。日常使用するボランティアセンターにはワイファイ環境はない。モバイルワイファイを想定して打診したところ、今やスマホをルーターとしてノートパソコンとインターネットを接続できるとのこと。テザリングという機能である。専用スマホによるノートパソコンのネット接続で地区社協のIT環境が一気に向上する。

「善意の日」の式典に出席2024年06月08日

 毎年この時期恒例の市社協主催の”善意の日のつどい”がフレンテホールで開催された。地区社協の役員や協力員として10年以上活動して頂いた方の市長表彰の式典である。今年も地区社協から4人の方が対象となった。全市で30名の対象の内4名はかなり多いが、これは専任役員が多数を占めるという当地区社協の特有の事情がある。派遣役員の多い他の地区はどうしても10年以上という長期の活動は難しい。
 式典には対象者の内お二人に出席して頂いた。地区社協を代表して私と副会長の二人も出席した。式典では主催者代表挨拶の後、市長表彰、ライオンズクラブ表彰、市社協理事長感謝状等、45の個人・団体が受賞された。
 式典の司会者は、地区担当の女性だった。最初はやや緊張気味だったが、進行に伴い落ち着いた冷静な進行ぶりを発揮し、会場にも好感をもたらしたように思えた。
 後半の吹奏楽演奏は失礼して、受付で欠席者の記念品を受取り帰路に就いた。住宅街に戻り、欠席者お二人のお宅を訪ねて記念品をお渡しした。今年も恒例の”善意の日のつどい”が無事に終了した。

イマドキのパソコンの立上げ事情2024年06月09日

 地区社協専用のノートパソコン2台を購入した。1台は地区社協の広報紙、ホームページ、スライドショー等のデータや、総会・役員会・執行委員会に関わる各種資料等の公的なデータ管理用である。これまで主として会長である私のパソコンで管理していたが、会長交代に備えた持続可能な環境づくりの対応が必要だった。もう1台は地区社協の実質的な事務所であるボランティアセンターに常備するもので、ボラセン活動や様々な事業部活動のサポートするための常備用である。
 購入した2台のノートパソコンを、私と事務局長が分担してセットアップすることにした。最寄りの家電量販店で購入したのは予算の制約もあり売り出し中の特価商品の中国製LenovoIdeaPadだった。梱包を解いて取扱説明書がないことに驚いた。それでなくともセットアップに不安な後期高齢者に一層の不安を募らせた。自分のPCをセットアップしたのは4年前で取説片手に何とかクリアしたものだ。
 それでも勇を振るってセットアップに着手した。最初のハードルはデバイス設定に必要なネット接続だった。接続先のWi-Fiに表示された自宅Wi-Fiを選択してセキュリティコードの入力が求められた。ルーター記載の数字を入力したが撥ねられて入力できない。サポートセンターにアクセスすると製品名とシリアルナンバーが求められる。これを確認するにも苦労したが、キーボード左下の添付シールのQRコードを読み取って確認できた。サポートセンターのチャットサポートでやりとりするうちにナンロックキーの設定に気がついた。キーを押して解除すると難なく入力できた。製品出荷時はロック状態だったのだ。
 以後は多少の戸惑いはあったが、何とか無事にセットアップが完了した。取説をみなくても表示画面に沿って選択入力することで完了する仕組みになっているようだ。4年間の機器の進化を実感した。

長男の奥さん来訪2024年06月10日

 長男が亡くなって約3カ月が過ぎた。先日その長男の奥さんを我が家に迎えた。配偶者死亡に伴う様々な手続きをこなしていかねばならない。その手続きの一環での来訪だった。
 配偶者死亡に伴う各種手続きの煩雑さをあらためて知らされた。よくぞこなしていると感心した。同時に我が家の場合を思いやった。可能性としては私が先に逝く筈だ。これほどの処理を果たして家内はこなせるだろうか。可能な限り事前の手続等を整えておきたいと思った。
 1時間半ばかりお付き合いした後、一緒に昼食に出かけた。岡場の「焼肉きしもと」のロースランチを味わった。