NHKBS「不登校がやってきた2」 ― 2024年09月10日
NHKBSの「不登校がやってきた2」の再放送を観た。”不登校”は私にとっての目下の関心事である。地元中学校のコミスク委員に就任したり、地元小学校の放課後キッズルームのサポーター派遣に関わったりと、このところ子どもの居場所問題に関わることが多いという事情があった。
そうした関りの中で”不登校問題”は否応なく関心を抱かせることになった。また最近になって私の親戚や知人の子どもたちに不登校が多いという情報を耳にして一層身近な問題として意識するようになった。
この問題はこれまで教育現場や父兄からの情報を受取ることが多かった。大人たちからの情報がメインで不登校の当事者の子どもたちの気持ちや意向を知りたいと思っていた。そんな気持ちにピッタリの番組のように思えて早速視聴した。
二人の子どもがともに不登校であるテレビディレクターが関わりのある不登校の子どもたちに取材した記録番組である。取材を受ける子どもたちの率直で素直な気持ちを生々しくぶつけている。当事者でしか語れない説得力のある証言の数々が伝わった。
「ルールだらけの学校についていけなかった」「相談した先生の『問題があるのは私だけで学校には何も問題はない』という姿勢に二度と相談したくなくなった」「学校に教室じゃない居場所がほしい」「チャイムで行動させられるのが嫌だった」「姉さんが学校に行っていないので自分も行かなくていいやと思ったのがきっかけ」等々。
カメラに向かって語る子どもたちは驚くほど高度な思考力を持っていた。自分自身についての洞察の確かさも見て取れた。大人のつくりだした様々なルールやしばりが子どもたちを想像以上に追い詰めている。
そうした関りの中で”不登校問題”は否応なく関心を抱かせることになった。また最近になって私の親戚や知人の子どもたちに不登校が多いという情報を耳にして一層身近な問題として意識するようになった。
この問題はこれまで教育現場や父兄からの情報を受取ることが多かった。大人たちからの情報がメインで不登校の当事者の子どもたちの気持ちや意向を知りたいと思っていた。そんな気持ちにピッタリの番組のように思えて早速視聴した。
二人の子どもがともに不登校であるテレビディレクターが関わりのある不登校の子どもたちに取材した記録番組である。取材を受ける子どもたちの率直で素直な気持ちを生々しくぶつけている。当事者でしか語れない説得力のある証言の数々が伝わった。
「ルールだらけの学校についていけなかった」「相談した先生の『問題があるのは私だけで学校には何も問題はない』という姿勢に二度と相談したくなくなった」「学校に教室じゃない居場所がほしい」「チャイムで行動させられるのが嫌だった」「姉さんが学校に行っていないので自分も行かなくていいやと思ったのがきっかけ」等々。
カメラに向かって語る子どもたちは驚くほど高度な思考力を持っていた。自分自身についての洞察の確かさも見て取れた。大人のつくりだした様々なルールやしばりが子どもたちを想像以上に追い詰めている。
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