介護者の会に顔を出した。介護を終えた４人の80歳を超えた高齢女性の参加があった。お世話係2名を含めて総勢６名に５０代の女性のゲスト参加があった。
　連れ合いの介護を看取ったご婦人方ばかりの会である。おひとり住まいの不自由さや心身の衰えの事情等の話題が多い。切実になってきた施設選びも関心事である。私からは最近対応した「ケアハウス」という経費老人ホームの話題を提供した。
　ゲスト参加の娘さんは独り住まいだった実母を自宅に引き取って同居を始めたばかりである。母親の永年参加したこの会合に転居後も参加したいという意向を汲んで送迎を引き受けられたようだ。それだけ母親のこの会合への思いが伝わった。彼女にとってかけがえのないインフラになっているのだろう。
　実母との同居にまつわる様々な話題も話された。遠慮のない肉親だけに嫁姑の同居とは違った苦労もある。反面で喧嘩しても最終的に分かり合える安心感もある。
　ゲスト参加というシーンがいつにない話題をもたらした。