”とうとう”80歳の誕生日がやってきた2025年05月30日

 ”とうとう”80歳の誕生日がやってきた。”ようやく”という前向きな感じでもなく、”ついに”という悲観的でもない。”とうとう”という平坦な受け止め感が正直な気持ちである。それでも日本人男性の平均寿命81歳には達していない。
 昨年2月に双子の弟を、3月には長男を見送った。それは否応なく自分自身の死に思いを巡らした。”無常”という「今ある姿の移ろい」を噛み締めながら「今」を生かされていることに感謝もした。
 夫婦の誕生日には昼食を外食で祝うのが我が家のしきたりとして定着している。家内から「誕生祝いはどこでする?」と訊かれた。最近のお気に入りの食事は神戸市北区の「七りん」の焼肉弁当である。保存のチラシを見ながら「しぐれ煮とだし巻弁当」(1,650円)を選択した。お誕生月の「肉寿司2貫プレゼント」の特典もある。
 テイクアウトの七りん八多店に出かけた。肉寿司は持ち帰りできないとのことで店頭の来客用平台で二人でシェアした。炙り肉の握りは絶妙の味わいだった。帰宅して”お肉のしぐれ煮とだし巻弁当”を頂いた。しぐれ煮は何度か食べていたが、だし巻は初めてだった。薄味のだし味は好みのだし巻だった。
 夕方7時頃に花ちゃんから「おそいけど、誕生日おめでとう」とSSNメールがあった。80歳の大台を迎えた誕生日を穏やかに過ごした。