早朝散策の初めてのコースで廃寺跡を見つけた ― 2009年05月29日

早朝7時からオープンしている地元で評判のパン屋さんがある。隣りにカフェテラスがあり、そこでパンを買った客は無料のコーヒーを味わえる。自宅からおよそ30分ばかりの所にある。マックのコーヒーをやめて一度は試してみるだけの価値がある新たな早朝散策コースである。
そんな訳で今日初めてそのコースを辿った。7時少し前に着いたが、なじみ客らしき人が入店しているのを見て続いた。さすがに品数はまだ十分ではないが、次々に焼きたてパンが陳列されてくる。朝食済の身ではウィンナーロールの単品が精一杯である。セルフ形式で紙コップに注いだコーヒーと一緒にテラスに移る。15分ばかり文庫本を読んで帰路に着く。
旧国鉄有馬線の軌道跡のガード下をくぐり、神戸市北区と山口町の境界でもある丘越えの道を辿った。丘を降りた所で金網越しにいくつかのまとまった墓石が見えた。金網塀の入口から入ってみると文字が刻まれた石柱が建っている。「吉祥山番守寺旧墓地所縁之霊供養者也」と刻まれている。番守寺の文字に記憶があった。山口村誌に記述のあった廃寺の名前だった。隣接地は現在は自動車教習所の教習コースである。かってこの場所に今はない寺院の境内があったことが推察された。境内の墓地に残されたいくつかの墓石をこの場所に集めて供養されているのだろう。墓石の側面に刻まれた年号は天正、安永、天明、天保とあり、戦国末期から江戸後期にかけての建立である。
帰宅後、にしのみや山口風土記の廃寺寺院として追加記述した。
http://www.asahi-net.or.jp/~lu1a-hdk/yamaguti-sisek-bukkaku.html
そんな訳で今日初めてそのコースを辿った。7時少し前に着いたが、なじみ客らしき人が入店しているのを見て続いた。さすがに品数はまだ十分ではないが、次々に焼きたてパンが陳列されてくる。朝食済の身ではウィンナーロールの単品が精一杯である。セルフ形式で紙コップに注いだコーヒーと一緒にテラスに移る。15分ばかり文庫本を読んで帰路に着く。
旧国鉄有馬線の軌道跡のガード下をくぐり、神戸市北区と山口町の境界でもある丘越えの道を辿った。丘を降りた所で金網越しにいくつかのまとまった墓石が見えた。金網塀の入口から入ってみると文字が刻まれた石柱が建っている。「吉祥山番守寺旧墓地所縁之霊供養者也」と刻まれている。番守寺の文字に記憶があった。山口村誌に記述のあった廃寺の名前だった。隣接地は現在は自動車教習所の教習コースである。かってこの場所に今はない寺院の境内があったことが推察された。境内の墓地に残されたいくつかの墓石をこの場所に集めて供養されているのだろう。墓石の側面に刻まれた年号は天正、安永、天明、天保とあり、戦国末期から江戸後期にかけての建立である。
帰宅後、にしのみや山口風土記の廃寺寺院として追加記述した。
http://www.asahi-net.or.jp/~lu1a-hdk/yamaguti-sisek-bukkaku.html
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