久々の山口ホール運営委員会 ― 2012年06月30日
昨日の午前中、5ヶ月ぶりに山口ホール運営委員会があった。今年初めての委員会だった。この春の市の組織変更による担当部局の人事異動の余波が開催の遅れを招いたようだ。
委員会の事務局は、山口ホールの指定管理者である日本管財である。事務局が予定したテーマは、「ホールの利用状況報告」「(指定管理者主催の)自主事業の昨年度の実績概況報告」「自主事業の今年度計画案」だった。
ホールの利用率は3年前のオープン年度の18.6%を皮切りに23.2%、36.2%と着実に上昇している。特に昨年度は宮水学園山口地域講座の開講が大きく寄与したようだ。それでも南部のフレンテホールや甲東ホールなどと比べると大幅に低い。
昨年度の自主事業も新たに9事業が新たに実施され、来館者の裾野を広げている。特に地域の学校・園のPTAの6コーラスグループの発表会が初めて開催された点に注目した。各グループが発表の場を得たことや相互の交流がはかられたことなどで今後の期待も大きい。ただ有料イベントは限られており、長期的なホール運営の収支の健全化という点での課題も残る。
今年度も14の自主事業が計画されている。特に9月以降、月1回ミュージックDAYとして地域の音楽系サークルの公開練習が企画されている。各サークルの合同発表会を有料で開催する等の企画に繋げる構想もあるようだ。夏休みの子供向けワークショップでは多くの団体がクラフトや歌やダンスの体験の場を提供する。ミュージカル劇団「希望」も参加している。
事務局の報告や提案を受けて、出席の地域委員から様々な意見、提案、要望が出された。私からも次のような提案をした。「地域の催し物、特に音楽系のイベント集客に当たって子どもたちとその保護者であるPTAや母親世代の情報は欠かせない。この委員会の運営委員にもその世代の参加を検討すべきではないか」「音楽系の有料イベントの集客には安定したファンづくりやネットワーク化が必要だ。ホール友の会等の組織づくりを検討してはどうか」。
「箱モノ」批判もある中で、公共のホール運営に実際に関わってみると、地域文化の活性化や住民間の繋がりの上でその果たす役割は大きいと思った。ハードとしての箱モノにどれだけ活用可能なソフトを詰められるか。ミュージカル劇団後援会役員や山口風土記のサイト管理者の立場からも積極的に「ソフトの詰まった箱モノづくり」に関わりたい。
委員会の事務局は、山口ホールの指定管理者である日本管財である。事務局が予定したテーマは、「ホールの利用状況報告」「(指定管理者主催の)自主事業の昨年度の実績概況報告」「自主事業の今年度計画案」だった。
ホールの利用率は3年前のオープン年度の18.6%を皮切りに23.2%、36.2%と着実に上昇している。特に昨年度は宮水学園山口地域講座の開講が大きく寄与したようだ。それでも南部のフレンテホールや甲東ホールなどと比べると大幅に低い。
昨年度の自主事業も新たに9事業が新たに実施され、来館者の裾野を広げている。特に地域の学校・園のPTAの6コーラスグループの発表会が初めて開催された点に注目した。各グループが発表の場を得たことや相互の交流がはかられたことなどで今後の期待も大きい。ただ有料イベントは限られており、長期的なホール運営の収支の健全化という点での課題も残る。
今年度も14の自主事業が計画されている。特に9月以降、月1回ミュージックDAYとして地域の音楽系サークルの公開練習が企画されている。各サークルの合同発表会を有料で開催する等の企画に繋げる構想もあるようだ。夏休みの子供向けワークショップでは多くの団体がクラフトや歌やダンスの体験の場を提供する。ミュージカル劇団「希望」も参加している。
事務局の報告や提案を受けて、出席の地域委員から様々な意見、提案、要望が出された。私からも次のような提案をした。「地域の催し物、特に音楽系のイベント集客に当たって子どもたちとその保護者であるPTAや母親世代の情報は欠かせない。この委員会の運営委員にもその世代の参加を検討すべきではないか」「音楽系の有料イベントの集客には安定したファンづくりやネットワーク化が必要だ。ホール友の会等の組織づくりを検討してはどうか」。
「箱モノ」批判もある中で、公共のホール運営に実際に関わってみると、地域文化の活性化や住民間の繋がりの上でその果たす役割は大きいと思った。ハードとしての箱モノにどれだけ活用可能なソフトを詰められるか。ミュージカル劇団後援会役員や山口風土記のサイト管理者の立場からも積極的に「ソフトの詰まった箱モノづくり」に関わりたい。
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