町内老人会の新年宴会の日である。朝１０時半、会場の「いこいの村はりま」の送迎バスに最寄りの公園前から乗車した。総勢１９名の参加者を乗せたバスは、中国道を走ること約４５分で会場に到着した。「いこいの村はりま」は、県内に５カ所ある「ひょうご憩の宿グループ」（かっての国民宿舎グループ）のひとつだった。
　到着後、すぐに大浴場に入浴した。男性７名と一緒に雑談しながらゆったり浸かった。１２時過ぎからテーブル席の宴会場で宴会が始まった。１５００円の会費にしては豪華な食事だった。しかも送迎バスの配車があり交通費なしである。このご時世に驚嘆すべきコストパフォーマンスである。
　３時までの３時間近い宴会時間である。３０分ばかりの食事の後はカラオケタイムとなる。食事中やカラオケ中に合間を縫って参加者と懇談した。民生委員としては高齢者訪問以外で身近に懇談できる絶好の機会でもある。個々に気になることを打ち解けた雰囲気の中でお話しした。合間に二曲ばかりカラオケにも参加した。
　２時半頃に一旦お開きとなり、フロント前でお土産を調達し、予定通り３時に会場を後にした。３時４５分には自宅に到着した。５時間余りの屈託のないご近所のお年寄りたちとの懇親だった。ちなみに参加者の最高齢者は９０歳のご婦人で、私は最年少だった。