福祉ネットのアドバイザー2015年01月25日

 昨日の朝、住宅街の公園清掃のボランティアに参加した。公園内の雑草を刈りグランドに散った枯葉を集めゴミを拾って収集する1時間ほどの作業である。7~8名の近隣住民の皆さんが黙々と参加されている。
 このボランティアは3年前から住民有志で住宅街の7つの公園の2つから始まった。お二人の中心的な方の尽力で今や5つの公園で周辺住民の参加で毎月2回定期的に実施されている。
 公園清掃の後、そのお二人と住宅街のカフェでお会いした。3月に発足する福祉ネットにアドバイザーとして参加してもらうためだ。お二人は他方で住宅街の自治会館で毎週定期的に実施されている事業者による野菜市場のサポーターでもある。住宅街の中にあったスーパーが退店し高齢者の買物の不便さが顕著になった。それをこの市場が幾分なりともカバーしているが、住民側のサポートなしでは営業が危うい状況でもある。
 公園清掃の中心的なメンバーは老人会や地域のお年寄りのボランティアである。お年寄りの地域貢献や居場所づくりとしての役割だけでなく、参加者相互の見守りの機能もある。野菜市場応援活動の中には重い商品を高齢の購入者宅にお届けすることも含まれる。いずれの活動も中心的に担ってこられたお二人には頭が下がる。
 福祉ネットはそんな地域の福祉ボランティアの皆さんとも繋がりを持ちたいと思っている。構成組織の取組みから漏れている分野もカバーしていきたいからだ。アドバイザーの機能のひとつに、そうした分野の実務者たちの声や情報を受けとめることがある。
 お二人にそんなお話をさせてもらった。その上でアドバイザー登録の承諾を頂いた。