キャラバン・メイト養成研修を修了した2022年02月01日

 先月19日にキャラバン・メイト養成講座の初日をオンラインで自宅で受講した。昨日31日には2日目の講座を市役所隣接の職員会館で受講した。
 2日目の講座には17名の受講生が出席した。初日の22名の受講生の内、5名の欠席者があったことになる。17名が4グループに分かれてグループワークを中心とした研修に挑んだ。私のグループは4人のメンバーで、私以外は女性で、地域包括職員2名、介護施設職員1名という顔ぶれだった。
 10時から始まった研修は、最初に「認知症サポーター養成講座の運営方法」というテーマで、西宮市の認知症サポーター養成講座の現在の運営状況が説明された。西宮市では2007年から養成講座が始まり昨年9月までに977回開催され、延28,484人が受講したとのことだ。講座の講師役であるキャラバン・メイトは市内で現在253名が登録されている。対象者別の講座も「住民向け」「職域向け」「子供向け」「オンライン講座」等、多岐に渡っている。
 その後、最初のグループワークがあり、認知症に伴う様々な困りごとの事例について地域のどんな組織や団体に相談すればよいかをまず個人で考え、次にグル-プ内で話し合われた。
 続いて「キャラバンメイトの役割と講座運営」というテーマで説明があり、キャラバン・メイトの役割、事務局(市社協)の役割、講座開催の流れ、教材等、研修やイベント案内が説明された。
 次に講座に協力してもらえる機関をテーマとしたグループワークがあった。対象となる層とその層に向けた講座の協力機関を各自で考えた後、グループで話し合った。各自の経験から様々な層や組織が提案され参考になった。
 1時間の昼食休憩の後、午後からは「講座のカリキュラム作成」のグループワークがあった。4グループが「住民向け」「職域向け」「子ども向け」に分かれて所定の「講座開催計画書」を作り上げるというワークである。私たちのグループには「子ども向け」が割り当てられ、所定時間内でモデルのカリキュラムを小学5年生を想定した対象者向けにアレンジする話し合いを行った。終了後には、各グループごとに代表者が発表し、講師からそれぞれの講評がコメントされた。
 講座の最後にキャラバン・メイト登録書記入、講座受講アンケート回答を行い、「修了証」が授与された。
 10時から15時30分まで休憩時間を挟み5時間半の研修だった。リタイヤ後の活動としては久々の長時間の研修だった。個人的にも今後避けて通れない認知症ケアに向けて「認知症サポーター養成講座の講師資格」という大きな手立てを習得した貴重な講座だった。

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