地区社協執行委員会で地区社協への想いや担当部門のビジョン等を自由に意見交換する場を設けることになった。会長である私も例外でない。就任７年目にして初めて最も身近で大切な仲間に会長としての思いを伝える機会である。あらためて自分なりに地区社協会長職の棚卸しを試みた。
一、地区社協運営に当たっての姿勢
・多様性→多様な人材、多様な意見を尊重
・包み込み→弱者、少数派、異なる意見を包込む寛容さ
・自主性の重視→各事業部や事業部スタッフの自主的で創造的活動が発揮できる環境づくり
・仕組みやシステムの重視→人が変わっても維持される仕組みシステム
・記録やデータや数値の重視→２０年誌、議案書記録、統計資料
二、判断基準の３つの指針
　「鳥の目」→物事を俯瞰して眺める広い視野の全体感
　「魚の目」→時代の変化（潮目）に対応する方向感
　「虫の目」→現場に即して足元を重視する現場主義
三、運営資源（人、物、金、情報）の把握
① 人（人材、人事、組織）
・人材発掘、後継者育成を意識した配置、活動に応じた組織整備
② 物（ビジョン、計画、方針）
・理念や全体方針の提示、総会議案書の事業報告と計画
・執行委員会のレジュメの起案と議事録確認
・メッセージ発信（総会やふれあい交流会挨拶、広報紙年頭所感）
・記録や数値による活動の共有（議事録、議案書活動報告）
③ 金（予算管理、会計データ）
・予算決算の起案、中間会計報告
・市社協の補助金、助成金の報告と申請の書類作成
④ 情報（人脈、SNS、広報活動）
・多様な対外活動での人脈形成と情報収集
・グループライン等のSNS活用での迅速で円滑な情報共有
・広報紙ぬくもり、ボラセンだよりの全戸配布
四、 外交（組織を代表して外部交流や折衝）
・社協→市社協（会長会議）、山口地区社協
・地域組織→自治会、SC21、青愛協、地区民児協、連合福寿会
・公的組織→支所、山口地域包括、小中学校とPTA、教育連携協　
　議会、北六甲台育成センター
・自主活動組織→つどい場、障がい者家族会、認知症カフェ