お彼岸の日の積雪2024年03月22日

 3月20日の春分の日、家内と焼肉レストランでランチしていた。窓際の席から屋外の景色が一変するのが見えた。大きなボタン雪が強風とともに激しく舞っていた。お彼岸の日の降雪に驚いた。
 その翌日の早朝だった。ウオーキングに出かけるために開けた玄関ドアの外は白いベールで覆われていた。前日の夜に再び降雪があったようだ。
 いつものウオーキングコースの先々でこの冬?一番の冬景色を目にした。住宅街の公園で、名来神社に向かう有馬川土手道で。雪景色の面白い一面に気づいた。
 土手道を細い二本の線がよじれるように走っていた。一瞬その正体がわからなかった、すぐに自転車の車輪跡だと気づいた。この時間帯にこの土手道を自転車に乗って介護施設に通勤している外国人の姿をよく見かけていた。ただ何となく自転車の車輪跡は一本の線というイメージが強かった。よく考えれば車輪は前輪と後輪の二つである。二本の車輪跡がよじれるようにわだちをつくるのは当然だった。そう合点してなぜか安堵した。