久々に地元小学校の卒業式に出席した2024年03月23日

 コロナ禍で長く来賓出席の案内がなかったが、5年ぶりに地元小学校の卒業式の案内があった。5年間という歳月とコロナ後ということが、従来のやり方の変更をもたらしている。
 まず案内はハガキがなくなり、学校が導入している「ミマモルメ」という小学校が導入しているアプリで案内があった。アプリには従来と異なる卒業式の進行が案内されていた。
 変更のポイントはコロナ後を意識した式自体の簡素化だった。来賓控室をなくし、式次第から来賓紹介もなくなった。来賓席も自由席となり来場順に好きな座席に着席する。
 当日、会場の来賓席に着席した。従来は30人近い来賓だったが今回はその半分以下である。10人いる民生委員も他の役職と兼務しているお二人以外は出席はない。
 10時に始まった式は、ひとりひとりに手渡される卒業証書授与と学校長式辞の後、卒業生と5年生による「巣立ちの言葉」がメインに展開された。卒業生が入学から卒業までの「思い出」を綴った文章を短文でひとりひとりがリレー形式で大声で発生する。5年生が同様の形で卒業生に贈る言葉を発生する。合間にそれぞれが合唱で思いを伝える。
 式が終わったのは11時10分頃だった。従来より半分近い開催時間と思えた。大人向けの形式的な部分を簡略化した簡素化自体は歓迎すべきものだった。ただ卒業生の服装が気になった。女子の多くが振袖袴で男子も羽織袴が目についた。着物以外の生徒もそれぞれに華やかな衣装が多い。卒業生の家庭の生活事情も様々だろう。服装の簡素化も必要ではあるまいか。