出身企業同期のOB会2024年04月05日

 出身企業同期のOB会に参加した。会場の大阪なんばに久々に出かけた。地下鉄なんば駅出口の高島屋前の広場を抜けて「がんこ本店に向かった。
 昭和44年に入社した同期は69名だった。”花の44組”と称され出身企業では一大勢力を誇った。その同期たちも入社後55年を迎えた。幹事の労作の名簿によれば、物故者15名、連絡先不明者15名、欠席連絡者8名となっていた。当日の出席者は18名で参加可能な39名に対し46%の出席率だった。まずまずというところか。
 11時に宴席が始まった。乾杯の後は隣席同士で歓談した。マイカル出身の知人を含めて退職後も三人で何度か呑み交わした友人から哀しい情報がもたらされた。もうひとりの友人が末期の癌で余命いくばくもないとのこと。向かいの出席者は今も現役の社長だった。後期高齢者を超えて尚現役でいることのしんどさを吐露していた。従業員や取引先のことを考えれば辞めるに辞められないという。
 12時半頃から参加者の近況報告になった。報告の多くは本人や配偶者の病や近親者の死亡の話題だった。現役時代の懐かしい上司や同僚との思い出話も多い。中でもある参加者の亡くなったばかりの仲の良かった同期の話題の報告が共感を呼んだ。
 参加者全員の近況報告が閉会予定時刻の14時に終了した。