社協会員シールの在り方は?2023年10月16日

 11月に開催する地区社協の”ぬくもりフェスタ”に向けてその企画がほぼ固まった。その過程で社協の資金支援者である会費会員に対する感謝の形についても検討した。その中で「社協会員シール」の在り方も問われた。
 社協会員シールは市社協が発行する「市社協の会員であることを表すシール」である。7年前までは新規の加入者に対してお届けしていた。地区社協が集めた会員会費の半額が市社協の資金として納めていたことからもシール配布の意味はあった。ところが6年前から会員会費は全額地区社協に納入されることになり、新規会員へのシール配布も中止された。この時点で市社協からシールの扱いについての特段の指導はなかったし、地区社協も特に気にとめなかった。
 今回のフェスタ開催を機にシールの在り方が問われ、会員会費が全額地区社協に納入されている現状では地区社協独自のシールを会費会員にお渡しすべきではないかということになった。地区社協は”ぬくもり”をキャッチコピーとしているので「ぬくもり会員シール」の発行を準備することになった。
 ぬくもり会員シールを発行した場合、どれだけの会費会員が門扉等に貼付してもらえるかが気がかりである。それはひとえに会員の地区社協への信頼や愛着にかかっている。それだけに地区社協の地域の皆さんへの貢献度が問われるわけだ。襟を糺した取組みが求められる。