2年に1度の苦行の日~大腸内視鏡検査~2023年10月18日

 2年に1度の苦行・大腸内視鏡検査の日である。前回の検査の模様は2021年9月2日のブログで詳細に綴っている。この記事をおさらいして心の準備ができるのもブログのお陰である。
 家内の車に送られて8時25分に病院に到着した。8時半開始の窓口に予約票、同意書、診察券、お薬手帳を提出し案内を待った。すぐに名前が呼ばれレクチャー室で看護師から検査説明がある。今回は一人だけかと思ったら30分後に中年女性が入室した。
 検査前に大腸をガラガラにするため2リットルもの下剤液を6回に分けて飲まされる。8時40分から始まった下剤服用の5回目を終えた時、便が透明になったことを看護師が確認してようやく検査に進む。11時10分に看護師さんに呼ばれて手術用の着衣に着替えた。検査室に移動し検査中の点滴が施されて検査用ベッドに横向きで横たわる。目の前には30インチほどのモニターが設置されている。
 11時15分に30代とおぼしき茶髪の男性医師が登場して検査が始まった。ファイバースコープが大腸内をさまよっている。その様子が目の前のモニターに生々しく映し出される。お腹の中を這い回るスコープの動きは何とも苦痛だ。医師が画像を観ながら突起状のポリープをスコープ内に装着された針金の輪っかで根元から切除する。5個のポリープを切除し病理検査に回されることになった。
 45分ほどの検査を終え処置室のベッドで点滴が終わるまで横たわる。40分ほどかかった点滴を辛抱してようやく検査終了。看護師さんから1週間はアルコール禁止等の諸注意を受ける。切除したポリープの病理検査の結果をもとに行われる内科医の診察予約をした。病院内の売店でお握りを調達し会計を済ませて1時過ぎには迎えの家内と合流し帰宅した。