ふれあい交流会の盛況とビッグバンドの演奏2023年10月24日

 恒例の地区社協のふれあい交流会が開催された。コロナ禍明け2年目の今回は申し込み締め切り日前に100名の定員に達するという盛況ぶりだった。
 冒頭の主催者挨拶では次のような点を述べた。
 会場のメモリアルホールを運営する事業者には例年過分の費用負担をお願いしている。今回もコロナ禍後の厳しい経営環境下で従来通りの支援を頂いたことに謝辞を伝えた。75歳以上の一般参加の皆さんには、1か月後に開催する地区社協の「ぬくもりフェスタ」の趣旨を伝え、参加をお願いした。特に「設立27年目を迎えて幅広い活動を担っている地区社協の現状を知ってほしい」「今期の平日ふれあい喫茶、チャリティバザー、こどもの居場所づくり等の新たな活動を通して手応えが出てきた多世代交流をフェスタでもぜひ体験しtれ欲しい」という点にふれた。
 今回の催しは住宅街の知人が代表者であるビッグバンドの演奏だった。管楽器を中心とした11名ものメンバーによるスタンダードナンバーや美空ひばりの曲のメドレーが迫力のある演奏で楽しませてもらった。アンコール曲の「川の流れのように」を会場も一緒になって合唱して幕を閉じた。
 演奏の後は休憩を挟んで会食である。天ぷら盛り合わせ、お造り、ローストビーフ等を詰め合わせた二段重の会席料理にご飯、お吸い物、香の物、スイーツがついた豪華な食事だった。食事を頂きながらテーブル毎に歓談が弾んでいた。1時半には会長代行の閉会挨拶があり、100名を超える参加者のお食事交流会が終了した。
 2008年にこの会場で開催し以来、途中コロナ禍による中止はあったものの12回目を数える。会場予約、事業者への支援依頼、催しの出演者確定と依頼、申込書の全戸配布、参加者集計、丁目別の会費徴収と交通手段の確認、会場打合せ、会場の座席配置、当日の進行、送迎バス等の付添い、当日の役割分担等の一連の手順が滞りなく行われて初めて無事に終了できる。地区社協の永年の取組みと役員の分担体制あってのイベントであることを痛感した。