カワウの集団と濃霧の風景2024年11月23日

 早朝の有馬川土手道で目にした光景だった。有馬川の堰に沿ってカワウ(河鵜)の群がたむろしていた。カワウは有馬川でよく目にする野鳥だが、群れているのは珍しい。
 体長80cmほどの大型で全身真っ黒な姿は好感されない雰囲気を漂わせている。それが20羽ほどの群になって堰を占拠している光景は一層不気味さを感じさせた。
 カワウの群の向こうの愛宕橋の上に見える筈の三田の町並みが白いヴェールに包まれていた。この時期特有の濃霧が幻想的な光景をつくりだしていた。
 カワウの集団と濃霧の風景という取り合わせの光景を画像に納めた。