寂しくなった二家族の元旦 ― 2025年01月01日
2025年の穏やかな元旦を迎えた。いつもは早朝5時頃にひとりで朝食を済ませてウオーキングに出かけるが、家族揃っての祝い膳が待っている今日ばかりは朝食抜きで出かけた。
7時半頃に帰宅したが、花ちゃんの着替えに手間取っている。家族が揃っての朝食を囲んだのは8時半頃だった。昨年までは長男夫婦を加えて三家族7人が食卓を囲んでいたが、昨年3月に長男との別れがあり、今年は長男夫婦の姿はない。5つの膳にボリュウム感を抑えたお節を二家族が囲んだ。寂しくなった元旦をあらためて噛み締めた。
花ちゃん一家も11時半頃には婿殿の実家の京都に向けて我が家を後にした。
7時半頃に帰宅したが、花ちゃんの着替えに手間取っている。家族が揃っての朝食を囲んだのは8時半頃だった。昨年までは長男夫婦を加えて三家族7人が食卓を囲んでいたが、昨年3月に長男との別れがあり、今年は長男夫婦の姿はない。5つの膳にボリュウム感を抑えたお節を二家族が囲んだ。寂しくなった元旦をあらためて噛み締めた。
花ちゃん一家も11時半頃には婿殿の実家の京都に向けて我が家を後にした。
塩野七生著「ローマ人の物語30」 ― 2025年01月02日
塩野七生著「ローマ人の物語30」を再読した。この巻はサブタイトルに「終わりの始まり」と題された古代ローマの”衰亡史”を扱った上中下三巻の中巻である。
この巻の前半は五賢帝時代の最後を飾る哲人皇帝マルクス・アウレリウスの後半生の物語である。マルクスの後半生はドナウ河戦線を巡る蛮族との闘いに明け暮れた。そして冬の休戦明けを目前にした3月早々に軍団前線基地でマルクスは重篤な病に倒れる。病室に招いた息子のコモドゥスと主だった将軍たちに向かってマルクスは「コモドゥスの支持」と「ゲルマニア戦役の続行」を遺言として託した。
この巻の後半はマルクスの後を継いだ皇帝コモドゥスの物語である。12年もの治世にもかかわらずわずか100頁にも満たない記述であることが彼の治世の軽さを物語っている。
端的に言えば彼は皇帝としての”統治”をほとんど顧みなかった。父親の遺言にもかかわらずマルクスの死亡直後から戦役の終了を主張する。ローマにとって蛮族との屈辱的な講和条約は、結果的にその後の60年もの平和をもたらす。
幸運な平和の下でコモドゥスは競技等の詩的な好みの生活を満喫する。顧みなかった”統治”は代替者に任せきりにする。初めの5年間は近衛軍団長官ペレンニスに、ペレンニスが皇帝の召使クレアンドロスの陰謀で殺害された後の4年間はクレアンドロスに委ねている。そのクレアンドロスは賄賂と蓄財の4年間の被害の怒りの矛先として民衆の抗議のデモ隊によって殺害される。そしてコモドゥスもまた愛妾やその召使たちによって暗殺され31歳の生涯を終える。
この巻の前半は五賢帝時代の最後を飾る哲人皇帝マルクス・アウレリウスの後半生の物語である。マルクスの後半生はドナウ河戦線を巡る蛮族との闘いに明け暮れた。そして冬の休戦明けを目前にした3月早々に軍団前線基地でマルクスは重篤な病に倒れる。病室に招いた息子のコモドゥスと主だった将軍たちに向かってマルクスは「コモドゥスの支持」と「ゲルマニア戦役の続行」を遺言として託した。
この巻の後半はマルクスの後を継いだ皇帝コモドゥスの物語である。12年もの治世にもかかわらずわずか100頁にも満たない記述であることが彼の治世の軽さを物語っている。
端的に言えば彼は皇帝としての”統治”をほとんど顧みなかった。父親の遺言にもかかわらずマルクスの死亡直後から戦役の終了を主張する。ローマにとって蛮族との屈辱的な講和条約は、結果的にその後の60年もの平和をもたらす。
幸運な平和の下でコモドゥスは競技等の詩的な好みの生活を満喫する。顧みなかった”統治”は代替者に任せきりにする。初めの5年間は近衛軍団長官ペレンニスに、ペレンニスが皇帝の召使クレアンドロスの陰謀で殺害された後の4年間はクレアンドロスに委ねている。そのクレアンドロスは賄賂と蓄財の4年間の被害の怒りの矛先として民衆の抗議のデモ隊によって殺害される。そしてコモドゥスもまた愛妾やその召使たちによって暗殺され31歳の生涯を終える。
コンビニの過疎高齢地の出店に拍手 ― 2025年01月03日
最近、注目すべきニュースを目にした。「大手コンビニチェーンのローソンが少子高齢化と過疎地の深刻な地区でスーパー跡等に出店を進めている」というニュースである。2030年をメドに年間出店数の2割を山間部などの過疎地にする方針という。
日本の少子高齢化と地方の過疎化が集落の存続を危うくするほど深刻化している。特に人口減少による地域密着型のスーパー等の廃店は生活基盤のインフラの喪失につながり人口流出を加速化し集落崩壊を招きかねない。
そんな中でのローソンの過疎高齢地区への出店戦略は意慾的で画期的な試みである。ローソンとて勝算あっての出店で慈善事業で出店するわけではない。通常のスーパーでは採算が取れなくなった立地でもローコスト運営を武器としたコンビニであれば可能性はある。
そのコンビニ特性に加えて過疎地特有の立地を加味した展開を想定しているようだ。店舗の出店コストは農協スーパー等の既存店舗を活用し資本費を抑え、コンビニとしては広めの面積もイートインコーナーを広げて地域コミュニティの場として地域ニーズに対応する。コンビニならではのデジタル技術の活用による運営コストの削減も可能である。SNS活用による販売促進やデータ分析によるニーズに沿った品揃え、オンライン販売等の省力化等、運営コストの削減も想定される。
コンビニという事業モデルは生活インフラとしてすっかり日本に定着している。そのオペレーション技術を駆使して日本社会の避けて通れない過疎高齢地の生活インフラの維持に向けた取組みへの期待は大きい。とはいえこの立地の展開はその地域特性故の地域密着重視のためにコンビニの強みでもある画一的なオペレーションの修正を余儀なくさせる面もある。そうしたハードルをクリアし新たな事業モデルとして定着化することを祈りたい。
日本の少子高齢化と地方の過疎化が集落の存続を危うくするほど深刻化している。特に人口減少による地域密着型のスーパー等の廃店は生活基盤のインフラの喪失につながり人口流出を加速化し集落崩壊を招きかねない。
そんな中でのローソンの過疎高齢地区への出店戦略は意慾的で画期的な試みである。ローソンとて勝算あっての出店で慈善事業で出店するわけではない。通常のスーパーでは採算が取れなくなった立地でもローコスト運営を武器としたコンビニであれば可能性はある。
そのコンビニ特性に加えて過疎地特有の立地を加味した展開を想定しているようだ。店舗の出店コストは農協スーパー等の既存店舗を活用し資本費を抑え、コンビニとしては広めの面積もイートインコーナーを広げて地域コミュニティの場として地域ニーズに対応する。コンビニならではのデジタル技術の活用による運営コストの削減も可能である。SNS活用による販売促進やデータ分析によるニーズに沿った品揃え、オンライン販売等の省力化等、運営コストの削減も想定される。
コンビニという事業モデルは生活インフラとしてすっかり日本に定着している。そのオペレーション技術を駆使して日本社会の避けて通れない過疎高齢地の生活インフラの維持に向けた取組みへの期待は大きい。とはいえこの立地の展開はその地域特性故の地域密着重視のためにコンビニの強みでもある画一的なオペレーションの修正を余儀なくさせる面もある。そうしたハードルをクリアし新たな事業モデルとして定着化することを祈りたい。
ちょい呑みオヤジ会10年の歩みの整理 ― 2025年01月04日
帰省中だった花ちゃん一家が元旦に帰宅し、夫婦二人の静かな我が家に戻った。8日のボランティアセンターの会議までは地域活動の予定もなくブランクが続く時期である。毎年この時期には地域活動のまとまった事務処理を行っている。
今回は”ちょい呑みオヤジ会10年の歩み”を整理することにした。2015年1月に発足したオヤジ会は昨年12月に丸10年を迎え86回を数えた。この間、2017年10月に台風直撃で初めて休会し、2020年3月から2年2カ月に渡ってコロナ禍で休会を余儀なくされ、2022年5月に再開したものの同年7月から9月までコロナ禍の再燃のため休会した。
足跡を辿るについてのデータに不足はない。毎回レジュメを準備したことで、86回分の開催日、会場、会費、参加者、事務局報告事項のデータが手元に残っている。このデータの集計に丸二日かかった。その結果10年の歩みの輪郭が浮かび上がった。
この10年間のオヤジ会参加者は市社協地区担当や市役所関係者のゲスト4名を含めて81名だった。この間に亡くなられた方が8名で、施設入所等の転居者は10名である。10年間の延参加者数は1,159人で1回当りの平均参加者数は13.5人だった。ただコロナ禍休会以前の2020年2月の58回例会迄と再開後の59回目以降では参加者数の違いは顕著だ。コロナ禍までは平均参加者数は12.9人だが、再開後は15.3人と20%ほど増えている。
再開後18人の新規参加者があったが、その内8人が現役で44%を占める。コロナ禍以前は59人中現役は10人で17%に過ぎない。亡くなられた方や転居された方にコロナ禍の再開後に一度も参加のない休眠会員を除いた実質会員は34名である。その内コロナ禍以前からの会員は16名で再開後の参加会員は17名であり、今や再開後の新しい参加者が多数派である。平均年齢もコロナ禍休会直前の57回全体会のデータでは69歳だったが、昨年7月の81回全体会では旧会員の高齢化の進行にもかかわらず66歳と3歳若返っている。また実質会員中の現役会員は11名で実に33%を占め、リタイヤオヤジの会というイメージの修正が必要である。
こうしたオヤジ会のアウトラインを整理してみると、リタイヤ世代と現役世代の交流を兼ね備えた多世代交流の場であるといえる。少子高齢化が進行し地域コミュニティの脆弱化の中で、”放課後の子どもの居場所”等の地域課題について大いに議論を深め可能な対応を検討したい。
今回は”ちょい呑みオヤジ会10年の歩み”を整理することにした。2015年1月に発足したオヤジ会は昨年12月に丸10年を迎え86回を数えた。この間、2017年10月に台風直撃で初めて休会し、2020年3月から2年2カ月に渡ってコロナ禍で休会を余儀なくされ、2022年5月に再開したものの同年7月から9月までコロナ禍の再燃のため休会した。
足跡を辿るについてのデータに不足はない。毎回レジュメを準備したことで、86回分の開催日、会場、会費、参加者、事務局報告事項のデータが手元に残っている。このデータの集計に丸二日かかった。その結果10年の歩みの輪郭が浮かび上がった。
この10年間のオヤジ会参加者は市社協地区担当や市役所関係者のゲスト4名を含めて81名だった。この間に亡くなられた方が8名で、施設入所等の転居者は10名である。10年間の延参加者数は1,159人で1回当りの平均参加者数は13.5人だった。ただコロナ禍休会以前の2020年2月の58回例会迄と再開後の59回目以降では参加者数の違いは顕著だ。コロナ禍までは平均参加者数は12.9人だが、再開後は15.3人と20%ほど増えている。
再開後18人の新規参加者があったが、その内8人が現役で44%を占める。コロナ禍以前は59人中現役は10人で17%に過ぎない。亡くなられた方や転居された方にコロナ禍の再開後に一度も参加のない休眠会員を除いた実質会員は34名である。その内コロナ禍以前からの会員は16名で再開後の参加会員は17名であり、今や再開後の新しい参加者が多数派である。平均年齢もコロナ禍休会直前の57回全体会のデータでは69歳だったが、昨年7月の81回全体会では旧会員の高齢化の進行にもかかわらず66歳と3歳若返っている。また実質会員中の現役会員は11名で実に33%を占め、リタイヤオヤジの会というイメージの修正が必要である。
こうしたオヤジ会のアウトラインを整理してみると、リタイヤ世代と現役世代の交流を兼ね備えた多世代交流の場であるといえる。少子高齢化が進行し地域コミュニティの脆弱化の中で、”放課後の子どもの居場所”等の地域課題について大いに議論を深め可能な対応を検討したい。
NHK・BS「はるかなる古代文明 AIで謎に迫る!ナスカの地上絵」 ― 2025年01月05日
NHK・BS「はるかなる古代文明 AIで謎に迫る!ナスカの地上絵」を観た。AI技術が様々な分野で活かされて未知の領域の謎を解き明かしつつある。この番組のタイトルは”ナスカの地上絵”という謎多き古代文明にAI技術で踏み込もうという魅力的なメッセージを含んでいた。
古代文明や考古学という分野は関心の深い分野である。ナスカの地上絵も興味深い対象だった。そのテーマがAI技術で未知解き明かそうという番組である。これはもう何を置いても見逃せない。
番組紹介のネット記事では次のようなコメントがあった。
「巨大なナスカの地上絵は、だれが、いつ、どんな目的で描いたのか?AIを用いた調査によって、300点もの地上絵が新発見され、謎の古代文明の姿が浮かび上がってきた!
ナスカ地上絵の調査を行っているのは山形大学の研究チーム。古代ナスカの人々は、文字を持たなかったため、一切記録がなく、地上絵の存在は、考古学上の大きな謎だった。今回、大量に発見された地上絵の配置や図柄を検討した結果、そこに込められた意味や、描かれた意図が見えてきた。地上絵と、2000年前ナスカに花開いた驚くべき古代文明との関わりとは?番組は、南米ペルーで調査の最前線に密着。地上絵の謎に迫っていく。」
この壮大な試みが山形大学の研究チームによって取組まれていることが嬉しい。現地ペルーのナスカ市には山形大学ナスカ研究所まで設置されている。番組ではAIやドローンという先進技術を駆使して多くの地上絵が相次いで発見されている様子が伝えられている。そうした発見によってこれまで謎に包まれていた地上絵の「環境との共存、異常気象による災害、食料の確保、社会の礎となった宗教、相次いだ戦争といった、現代にそのまま通じるテーマの数々」が浮かび上がってきたという。
90分のドキュメンタリー番組をたっぷり味わった。
古代文明や考古学という分野は関心の深い分野である。ナスカの地上絵も興味深い対象だった。そのテーマがAI技術で未知解き明かそうという番組である。これはもう何を置いても見逃せない。
番組紹介のネット記事では次のようなコメントがあった。
「巨大なナスカの地上絵は、だれが、いつ、どんな目的で描いたのか?AIを用いた調査によって、300点もの地上絵が新発見され、謎の古代文明の姿が浮かび上がってきた!
ナスカ地上絵の調査を行っているのは山形大学の研究チーム。古代ナスカの人々は、文字を持たなかったため、一切記録がなく、地上絵の存在は、考古学上の大きな謎だった。今回、大量に発見された地上絵の配置や図柄を検討した結果、そこに込められた意味や、描かれた意図が見えてきた。地上絵と、2000年前ナスカに花開いた驚くべき古代文明との関わりとは?番組は、南米ペルーで調査の最前線に密着。地上絵の謎に迫っていく。」
この壮大な試みが山形大学の研究チームによって取組まれていることが嬉しい。現地ペルーのナスカ市には山形大学ナスカ研究所まで設置されている。番組ではAIやドローンという先進技術を駆使して多くの地上絵が相次いで発見されている様子が伝えられている。そうした発見によってこれまで謎に包まれていた地上絵の「環境との共存、異常気象による災害、食料の確保、社会の礎となった宗教、相次いだ戦争といった、現代にそのまま通じるテーマの数々」が浮かび上がってきたという。
90分のドキュメンタリー番組をたっぷり味わった。
塩野七生著「ローマ人の物語31」 ― 2025年01月06日
塩野七生著「ローマ人の物語31」を再読した。この巻はサブタイトルに「終わりの始まり」と題された古代ローマの”衰亡史”を扱った上中下三巻の下巻である。
この巻は忙殺された皇帝コモドゥス亡き後の帝位を巡る5人の将軍たちの内乱と最終的に帝位を勝ち取った皇帝セヴェルスの18年間の治世の物語である。
皇帝コモドゥス殺害直後に近衛軍団長官レトーの説得で元老院が推挙したのが軍団の”たたきあげ”の将軍ペルティナクスだった。ところが皇帝ペナルティクスは皇帝就任の最大の功労者レトーの処遇を誤ったためレトーのクーデターで殺害される。わずか87日間の皇帝在位だった。
レトーが次に擁立したのが名門出身の軍団エリートで属州アフリカ総督のユリアヌスだった。ユリアヌスの皇帝就任直後に、近パンノニア総督セヴェルスが、その数日後にブリタニア属州総督アルビヌスが、さらにシリア属州総督ニゲルが配下の軍団兵たちの推挙を受けて相次いで皇帝に名乗りをあげる。この4人による帝位争奪戦を制したのは47歳と最も若いセヴェルスだった。
帝位に就いたセヴェルスが真っ先に行ったのは軍団兵の待遇改善による軍事力の強化だった。このセヴェルスの改革はローマ帝国の軍事政権化をもたらすことになり、社会と軍との乖離を促すことになる。帝国の衰亡の歯車が回転を早めていく。
この巻は忙殺された皇帝コモドゥス亡き後の帝位を巡る5人の将軍たちの内乱と最終的に帝位を勝ち取った皇帝セヴェルスの18年間の治世の物語である。
皇帝コモドゥス殺害直後に近衛軍団長官レトーの説得で元老院が推挙したのが軍団の”たたきあげ”の将軍ペルティナクスだった。ところが皇帝ペナルティクスは皇帝就任の最大の功労者レトーの処遇を誤ったためレトーのクーデターで殺害される。わずか87日間の皇帝在位だった。
レトーが次に擁立したのが名門出身の軍団エリートで属州アフリカ総督のユリアヌスだった。ユリアヌスの皇帝就任直後に、近パンノニア総督セヴェルスが、その数日後にブリタニア属州総督アルビヌスが、さらにシリア属州総督ニゲルが配下の軍団兵たちの推挙を受けて相次いで皇帝に名乗りをあげる。この4人による帝位争奪戦を制したのは47歳と最も若いセヴェルスだった。
帝位に就いたセヴェルスが真っ先に行ったのは軍団兵の待遇改善による軍事力の強化だった。このセヴェルスの改革はローマ帝国の軍事政権化をもたらすことになり、社会と軍との乖離を促すことになる。帝国の衰亡の歯車が回転を早めていく。
スマホ対応手袋 ― 2025年01月07日
市の健康ポイント事業が昨年9月末で終了した。市民の日々の歩行を促し各種運動イベントへの参加を促す事業だった。獲得したポイントに応じて最高3千円相当の景品が付与された。12月にクオカード3千円分の景品を受取った。
PayPayによるキャッシュレスを活用しだしてからクオカードの使用の煩わしさがあった。先日、ウオーキング途中に立ち寄るコンビニで幾つかの種類の内、「スマホ対応」を記載した手袋が目についた。値段は1680円と日常使いには高目である。試しに右手に嵌めてスマホを操作するとサクサク操作できた。
寒さが身に沁みる気候で毎日の手袋着用は欠かせない。歩数確認等でスマホをチェックする機会もあるが、そのつど手袋を脱いでいた。クオカードの処理もあり購入することにした。ウオーキングを頑張ったおかげで得られたクオカードである。趣旨に適った買物と言える。
これまでの厚手の手袋のごわごわ感はなく、薄手ながら暖房効果もある。両手の人差し指と親指の第1関節をカバーする形でスマホ対応素材が装丁されている。従来以上に快適な手袋の履き心地に満足している。
PayPayによるキャッシュレスを活用しだしてからクオカードの使用の煩わしさがあった。先日、ウオーキング途中に立ち寄るコンビニで幾つかの種類の内、「スマホ対応」を記載した手袋が目についた。値段は1680円と日常使いには高目である。試しに右手に嵌めてスマホを操作するとサクサク操作できた。
寒さが身に沁みる気候で毎日の手袋着用は欠かせない。歩数確認等でスマホをチェックする機会もあるが、そのつど手袋を脱いでいた。クオカードの処理もあり購入することにした。ウオーキングを頑張ったおかげで得られたクオカードである。趣旨に適った買物と言える。
これまでの厚手の手袋のごわごわ感はなく、薄手ながら暖房効果もある。両手の人差し指と親指の第1関節をカバーする形でスマホ対応素材が装丁されている。従来以上に快適な手袋の履き心地に満足している。
次世代共存のコミュニティをどう実現するか ― 2025年01月08日
■進行する少子高齢化の現状
少子高齢化が語られはじめて久しい。 世界で最も高齢化先進国である我が国では、どちらかと言えば高齢化という局面に焦点が当たってきたように思える。高齢者雇用、定年延長、介護保険、在宅医療、認知症ケア等々。高齢者対応は地域社会でも身近な支え合いの課題でもあり、地区社協の取組みの中心にもなっていた。
これに対して少子化は、地域では「子育て支援」という観点での取組みにとどまり、少子化そのものの対応は希薄だった。
■全国の公立中学の部活の地域移行
ところがいよいよ地域でも少子化そのものへの対応が迫られる事例が登場してきた。今や全国の公立中学校で対応が求められている「部活動の地域移行」という課題である。少子化の進行で生徒数はどんどん減少している。クラス数の削減や学校の統廃合も避けられない。中学校の部活動も部員数の減少で部の存続が危ぶまれる状況になりつつある。部活を実質的に支えている教員の負担の大きさという要因もあるが、本質は少子化である。2026年9月をメドに中学校の部活動を丸ごと地域に移行させようという文科省の計画が進行している。
■子どもたちの放課後の居場所は?
ところで「部活動の地域移行」といっても果たして地域に移行可能な受け皿はあるのだろうか。体育系の部活動は辛うじて地域のSC21での対応がイメージできる。音楽、絵画、書道等の文科系の部活動は保護者や本人が個別に地域の教室やサークルを探すしかない。いずれにしても月謝や送迎等の保護者の負担は大きい。それ以上に保護者にとっては「子どもの放課後の居場所」という点でも部活がなくなることの影響は甚大である。
■小中学生対象の地域の居場所づくり
地区社協の多世代交流イベント”ぬくもりフェスタ”が盛況である。2回目の昨年は、子どもたちとその保護者56名の参加で一般参加者の40%を占めた。地域で子どもたちが参加できる機会の潜在的なニーズが窺える。残念ながら中学生対象の居場所については受け皿がない。”放課後クラブ”といったイメージの小中学生対象の居場所、交流、学びの場が求められている。
「部活動の地域移行」の受け皿づくりには、小中学生の地域での居場所や交流を通じた「地域の体育・文化活動情報」を共有できるインフラが欠かせないと思う。
■次世代共存の地域社会
少子化対応とは人口減少社会にあって次世代を担う子どもたちの過ごしやすい環境を整えることだ。それは同時に格差社会の進行で貧困化し子育ての負担の大きい現役世代の支援でもある。少子高齢化と言いながら高齢世代の対応を重視しがちだった地域活動に少子化そのものの対応が迫られている。多世代交流から一歩踏み込んだ”次世代共存”の地域社会が問われている。
少子高齢化が語られはじめて久しい。 世界で最も高齢化先進国である我が国では、どちらかと言えば高齢化という局面に焦点が当たってきたように思える。高齢者雇用、定年延長、介護保険、在宅医療、認知症ケア等々。高齢者対応は地域社会でも身近な支え合いの課題でもあり、地区社協の取組みの中心にもなっていた。
これに対して少子化は、地域では「子育て支援」という観点での取組みにとどまり、少子化そのものの対応は希薄だった。
■全国の公立中学の部活の地域移行
ところがいよいよ地域でも少子化そのものへの対応が迫られる事例が登場してきた。今や全国の公立中学校で対応が求められている「部活動の地域移行」という課題である。少子化の進行で生徒数はどんどん減少している。クラス数の削減や学校の統廃合も避けられない。中学校の部活動も部員数の減少で部の存続が危ぶまれる状況になりつつある。部活を実質的に支えている教員の負担の大きさという要因もあるが、本質は少子化である。2026年9月をメドに中学校の部活動を丸ごと地域に移行させようという文科省の計画が進行している。
■子どもたちの放課後の居場所は?
ところで「部活動の地域移行」といっても果たして地域に移行可能な受け皿はあるのだろうか。体育系の部活動は辛うじて地域のSC21での対応がイメージできる。音楽、絵画、書道等の文科系の部活動は保護者や本人が個別に地域の教室やサークルを探すしかない。いずれにしても月謝や送迎等の保護者の負担は大きい。それ以上に保護者にとっては「子どもの放課後の居場所」という点でも部活がなくなることの影響は甚大である。
■小中学生対象の地域の居場所づくり
地区社協の多世代交流イベント”ぬくもりフェスタ”が盛況である。2回目の昨年は、子どもたちとその保護者56名の参加で一般参加者の40%を占めた。地域で子どもたちが参加できる機会の潜在的なニーズが窺える。残念ながら中学生対象の居場所については受け皿がない。”放課後クラブ”といったイメージの小中学生対象の居場所、交流、学びの場が求められている。
「部活動の地域移行」の受け皿づくりには、小中学生の地域での居場所や交流を通じた「地域の体育・文化活動情報」を共有できるインフラが欠かせないと思う。
■次世代共存の地域社会
少子化対応とは人口減少社会にあって次世代を担う子どもたちの過ごしやすい環境を整えることだ。それは同時に格差社会の進行で貧困化し子育ての負担の大きい現役世代の支援でもある。少子高齢化と言いながら高齢世代の対応を重視しがちだった地域活動に少子化そのものの対応が迫られている。多世代交流から一歩踏み込んだ”次世代共存”の地域社会が問われている。
今年の初雪は10cmもの積雪 ― 2025年01月09日
早朝3時過ぎに目が覚めた。眠れぬままリビングに降りて新聞を取り込んだ。冷え込みのきつい乾いた玄関前の光景だった。早い朝食を済ませ新聞を読み終えてリビングの炬燵で二度寝した。6時頃に目が覚めウオーキングに出かけようと玄関ドアを開けた。目に飛び込んだのは3時間前とは打って変わった予想外の白銀の世界だった。おまけに粉雪までがシンシンとまっていた。
小降りになった雪を確かめて6時半頃に出かけた。住宅街はまだ薄闇に包まれていた。街路は真っ白な積雪に覆われ足跡も車輪の跡もない。10cmばかりの積雪の街路は歩くたびにグリグリと悲鳴を上げている。散歩コースの一角の児童公園にやってきた。白み始めた空の下で光を放ちながら街灯が最後のお勤めを果たしている。
名来神社方面に向かう有馬川土手道にやってきた。夜明けを迎えたさくら並木の雪景色が鮮やかだった。名来神社で折り返し新天上橋まで戻ってきた。橋から南に向かって雪景色を愛でた。有馬川の上に見える筈の六甲の山並みは雪景色に覆われて姿を隠している。かすかに郵便局横の大ケヤキが幻想的な佇まいを見せていた。
今年の10cmもの積雪をもたらした初雪の景色をたっぷり愉しんだ。
小降りになった雪を確かめて6時半頃に出かけた。住宅街はまだ薄闇に包まれていた。街路は真っ白な積雪に覆われ足跡も車輪の跡もない。10cmばかりの積雪の街路は歩くたびにグリグリと悲鳴を上げている。散歩コースの一角の児童公園にやってきた。白み始めた空の下で光を放ちながら街灯が最後のお勤めを果たしている。
名来神社方面に向かう有馬川土手道にやってきた。夜明けを迎えたさくら並木の雪景色が鮮やかだった。名来神社で折り返し新天上橋まで戻ってきた。橋から南に向かって雪景色を愛でた。有馬川の上に見える筈の六甲の山並みは雪景色に覆われて姿を隠している。かすかに郵便局横の大ケヤキが幻想的な佇まいを見せていた。
今年の10cmもの積雪をもたらした初雪の景色をたっぷり愉しんだ。
今年初めての穏やかなふれあい喫茶 ― 2025年01月10日
今年初めての地区社協のふれあい喫茶に顔を出した。いつも入口近くの壁に季節の彩りを添えたデコレーションが飾ってある。今月もお正月をテーマに新春の風景が飾ってあった。ただいつものデコレーションと少し趣きが違う。季節の草花の飾りが少なめである。松ぼっくりをつけた松の枝があるが何か違和感があった。スタッフに聞くといつもの飾りつけをしてもらっている方が今回は都合がつかず、他のメンバーで急遽作成したとのこと。飾りの良否は別にしてもスタッフたちがカバーし合って飾りつけをしてもらったことが嬉しかった。
今月の喫茶は特段のイベントはない。そのためかいつもの来場者数より少なめだった。20人ほどの来場者で今年初めての穏やかなふれあい喫茶を過ごした。
今月の喫茶は特段のイベントはない。そのためかいつもの来場者数より少なめだった。20人ほどの来場者で今年初めての穏やかなふれあい喫茶を過ごした。
最近のコメント