山口地域コミバスのその後・・・ ― 2025年03月27日

山口地域活性化推進委員会が開催された。アルキナーレの主催やコミバスの試験運行を手掛ける地域の地縁組織を網羅したオール山口の会合である。夜7時から山口ホールで始まった会議は7時35分に予想外の短時間は終了した。
議題は①2024年度アルキナーレの結果報告➁山口地域コミバスの第二次試験運行に向けての現状報告③新年度の活性化委員会組織について④2025年度アルキナーレの日程、等だった。
関心を寄せたテーマは「コミバスの第二次試験運行の動向」だった。一昨年の11月から翌年2月にかけて71日間の第一次試験運行が行われた。平均利用者数は4人/日で目標の60人/日には程遠い悲惨な結果だった。この結果を受けてコミバス運行は断念されるものと思っていたが、直後の活性化委員会では運行ニーズの強い名来、上山口東地区に運行エリアを絞って第二次試験運行に努力するという方向性を確認した。
今回の会議でその後の経過が報告された。対象二地区の老人会等のヒアリングを経て二つのルート案が検討されたようだ。田尾寺駅巡回をメインとした両地区巡回ルートと下山口会館を起点とした両地区内の巡回ルートである。
ただ山口地域のコミバス運行の環境は厳しさが増している。「採算見通しの厳しさ」「運行事業者確保の見通しの厳しさ」「行政等の関係機関との調整の困難さ」等のハードルがある。それでも活性化委員会が試験運行にこだわるのは「既存路線バスの減便の懸念」「高齢化の進行でマイカー運転の断念」等が予測され、それに備えた公共移動手段の確保の狙いがあるようだ。
思わず「第二次試験運行のメドは立っていないということか」と議長に質問した。「その通り」との回答だった。
議題は①2024年度アルキナーレの結果報告➁山口地域コミバスの第二次試験運行に向けての現状報告③新年度の活性化委員会組織について④2025年度アルキナーレの日程、等だった。
関心を寄せたテーマは「コミバスの第二次試験運行の動向」だった。一昨年の11月から翌年2月にかけて71日間の第一次試験運行が行われた。平均利用者数は4人/日で目標の60人/日には程遠い悲惨な結果だった。この結果を受けてコミバス運行は断念されるものと思っていたが、直後の活性化委員会では運行ニーズの強い名来、上山口東地区に運行エリアを絞って第二次試験運行に努力するという方向性を確認した。
今回の会議でその後の経過が報告された。対象二地区の老人会等のヒアリングを経て二つのルート案が検討されたようだ。田尾寺駅巡回をメインとした両地区巡回ルートと下山口会館を起点とした両地区内の巡回ルートである。
ただ山口地域のコミバス運行の環境は厳しさが増している。「採算見通しの厳しさ」「運行事業者確保の見通しの厳しさ」「行政等の関係機関との調整の困難さ」等のハードルがある。それでも活性化委員会が試験運行にこだわるのは「既存路線バスの減便の懸念」「高齢化の進行でマイカー運転の断念」等が予測され、それに備えた公共移動手段の確保の狙いがあるようだ。
思わず「第二次試験運行のメドは立っていないということか」と議長に質問した。「その通り」との回答だった。
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