かかりつけ病院のスピード受診2025年11月08日

 10日ばかり前にかかりつけの病院で大腸内視鏡検査を受けた。今日はその結果についての担当医による診察があり病院を訪ねた。
 9時30分からの予約だったが、駐車場の渋滞を考慮して9時過ぎに到着し9時10分には受付を済ませた。待合室での長い待ち時間を覚悟していたが、予想外に早く9時30分に診察室に案内された。
 30代の担当医から大腸内の画像を見せられながら説明を受けた。切除した3~4mmの二つのポリープは現状では心配ないものの癌化の懸念があり切除しておいて良かったとのこと。今後とも2~3年毎に内視鏡検査を受けて下さいとの話で3分程の診察が終わった。
 会計を済ませて10時前には駐車場のゲートをくぐった。1時間未満の駐車で料金不要の短さだった。良い診察結果とスピード受診に満足しながら帰路に就いた。

2年毎の苦行の日~大腸内視鏡検査~2025年10月30日

 2年に1度の苦行・大腸内視鏡検査の日である。
 家内の車に送られて8時30分に病院に到着した。8時45分に窓口に予約票、同意書、診察券、お薬手帳を提出し案内を待った。名前が呼ばれレクチャー室で看護師から検査説明がある。
 二人の高齢男性と一緒に検査用の控室に案内された。検査前に大腸をガラガラにするため2リットルもの下剤液を最大12回に分けて飲まされる。この間は本やスマホの持ち込みがOKで何とか暇つぶしができる。9時から始まった下剤服用が8回目を終えた時、液状の排泄物がようやく透明になった。看護師に確認してもらい11時頃に下剤液服用からようやく終了。相棒たちは尚苦行を続けていた。
 他の検査がつかえているとのことで手術用の着衣に着替えて検査用の点滴をしながら待たされる。11時45分に看護師さんに呼ばれて検査室に移動し検査用ベッドに横向きで横たわる。目の前には30インチほどのモニターが設置されている。
 11時50分に30代とおぼしき真面目そうな男性医師が登場して検査が始まった。ファイバースコープが大腸内をさまよっている。その様子が目の前のモニターに生々しく映し出される。お腹の中を這い回るスコープの動きは何とも苦痛だ。医師が画像を観ながら突起状のポリープをスコープ内に装着された針金の輪っかで根元から切除する。前回は5個だったが、今回は2個のポリープを切除された。そのためか検査時間も10分ほど短縮された。
 35分ほどの検査を終え処置室のベッドで点滴が終わるまで横たわる。30分ほどで点滴が終えてようやく検査終了。看護師さんから1週間はアルコール禁止等の諸注意を受ける。切除したポリープの病理検査の結果をもとに行われる内科医の診察が五日後に予約された。 
 検査直後の昼食制限が気がかりだった。一週間の禁酒はやむを得ないが、通常の白米はOKとのこと。会計を済ませて1時過ぎには迎えの家内と合流し途中でスーパーに立ち寄りシラス丼を調達して帰宅した。

待ち時間ばかりの大腸内視鏡検査の申込み2025年10月26日

 集団検診結果をかかりつけ医に提示して、2年毎に受診している病院の大腸内視鏡検査の予約のための紹介状を受取った。かかりつけ病院に紹介状を持参して検査予約に赴いた。
 10時の診察予約だが30分前の受付が必要とのこと。9時15分に病院に着いたが駐車場の入場待ちの車が建物を囲んで長蛇の列をなしていた。30分かかった受付に辿り着いた。
 これからがまた大変だった。2年前まではなかった「事前問診」という手順が入り込んでいる。スタッフとやりとりしてタブレットにたくさんの質問項目を入力させられる。病院側のリスク回避の患者への要求が見え隠れする。10時ちょうどに診療科の受付に辿り着いた。
 ここからがまた長かった。検査担当のドクターの診察室に案内されたのは11時だった。定期的な検査であることも手伝って検査申込は5分ばかりであっという間に終わった。それから検査担当の看護師から検査前の諸注意と事前に服用する下剤が渡された。
 待ち時間ばかりが長かった大腸内視鏡検査の申込みがようやく終了した。

集団健診結果に一安心2025年10月16日

 一カ月ほど前に受診していた市の集団検診の結果が届いた。4頁の報告書の表紙には13項目の検査結果の判定が記載されている。治療中の血圧、糖代謝を除きC判定(要観察)以上である。コメント欄には「尿糖、血糖、HbA1が基準値を外れています。主治医にご相談ください」とある。とはいえ前回はもとより過去4回の結果の中では最も良好な結果だった。
 66歳の年から16年間同じ健診を受診しそのつどExcelで作成した集団検診結果表に入力している。項目ごとの推移が一目瞭然である。例えばこの間、身長は1.5Cm縮み、体重も3Kg減っている。またこの健診結果をかかりつけ医に診てもらい、必要に応じてかかりつけ病院に紹介状を書いてもらっている。
 この紹介状によって2年毎に大腸内視鏡検査をかかりつけ病院で受診している。今年は受診の年である。かかりつけ医に受診し紹介状を書いてもらうことにしよう。

今年も市の集団検診を終えた2025年09月19日

 毎年この時期に山口センターで市の集団検診がある。66歳の年から受診を始め、今年で14回目の受診となった。
 毎年同じ時期に同じ検査機関で受診する効用は大きい。検査結果を独自にエクセルで作成した一覧表に記載して検査項目の推移を把握している。基準値のゾーンを表示し、ゾーンを超えた検査数値は超えた度合いに応じて赤で色分けしている。
 今年も朝10時の予約が案内された。9時35分頃に会場に到着し45分には受付が始まった。身長、体重、尿提出、問診、眼底検査、検便提出、血液検査、胸部レントゲン、胃カメラといつもの検査が続いた。10時40分頃には全て終了した。

前立腺肥大症の担当医が11年ぶりに交代した2025年09月04日

 私の持病には高血圧症と前立腺肥大症と高血糖がある。それぞれに長い付き合いである。高血圧は2010年に上が155、下が105と判明し以来、降圧剤を服用している。前立腺肥大症は2013年にPSA測定値が基準値の4.0をかなり上回り以来、服用と定期検査が習慣となった。血糖値はHbA1cが2012年に基準値5.5を超えて6.5位となり処方箋を服用している。
 前立腺肥大症は3カ月毎に通院し、6カ月毎に血液検査でPSAを測定する。2010年代はしばしば基準値を超えるPSA値がでたが、ここ2年半は全て基準値以下である。先日、久々に血液検査を受けPSAを測った。結果は2.28で過去最低だった。
 先日の受診でトピックスは担当医が交替したことである。済生会病院という総合病院の泌尿器科の担当医は60前後の男性医師だった。私の発症以来の10年以上のお付き合いだった。全国的な総合病院の担当医が10年以上交代がなかったことの方が珍しい。新たな担当医は40前後の若い医師だった。

市の集団検診の申込み2025年08月20日

 朝9時ちょうどにコールするつもりだったが、わずかに遅れた。コール音はむなしく話し中の機械音で折り返された。コール先は市の集団検診の予約先だった。
 14年前から山口センターの集団検診を受診している。リピーターが多く予約指定日の受付直後から申し込みが殺到しているのが常だった。そんな事情を承知しているので受付開始直後の予約申込み電話を心掛けていたのだが。
 ところが幸運にもダメモトで10分程後にコールすると繋がった。所定の手順で当方の情報を伝えて無事に長寿健診と癌検診の申込みを済ませた。

年一回恒例のMRI検査は異常なし2025年08月10日

 毎年8月初旬に最寄りの脳外科病院で夫婦一緒に脳のMRIと首筋のエコーの検査を受けることが恒例になっている。検査終了後には1年後の検査予約をしている。
 その恒例の予約日がやってきて家内と一緒に病院を訪ねた。朝一番の予約で9時頃にエコー検査を行った。9時40分頃にはMRI検査を受けた。脳を覆う検査機器の機械音が鳴り響く中で15分ばかりをひたすら耐えてようやく10時前に検査を終えた。今回からヘッドフォンが装着され幾分騒音は抑えられた。
 診察室の前で待っているとしばらくして二つの検査を終えた家内も戻ってきた。これからが長かった。10時半の診察予約時間になっても診察室に案内されない。11時過ぎになってようやく二人揃って診察室に案内された。
 いつもの医師による二人分四つの検査結果のデータを前に診察が始まった。前回の画像写真と見比べながら診断結果が告げられる。
 脳のMRIは脳梗塞、脳出血、動脈瘤などの症状を検査する。首筋のエコー検査は動脈硬化の早期発見を把握する。結果的に二人とも前年に比べても特に進行はなく異常もみられないとのこと。
 12時前に1年後の検査予約をして病院を後にした。

聞きにくい、話しにくい、むせる2025年07月31日

 80歳を迎えて日常生活に様々な不都合が出てきた。会議等で人の話しが聞きづらくなった気がする。発声の際の切れが減退してきた。飲物でむせる頻度が多くなった気がする。考えてみればこれらは全て耳鼻咽喉科に属する症状である。意を決してかかりつけの耳鼻咽喉科に出かけた。
 40代の精力的な医師に症状を訴えた。聞き取りにくいのは耳垢がたまっているのではないかという訴えに、耳はきれいなものですとのこと。検査をして聞き取りにくい度合いを調べてみますとのことで別室で検査を受けた。ヘッドフォン越しに音を完治したらボタンを押す検査である。通常の検査と耳骨の知覚検査の二種類だった。
 検査後診察室で結果の診断を受けた。低音から高音にかけての感知度合いがグラフで示され高音の機器にくさが示されている。とはいえ日常生活上の支障があるほどではない。加齢に伴うもので今は様子をみる他ないとのこと。
 むせるという症状については1年前に撮った咽喉の写真を見せられた。念の為今回も撮っておきますとのことで鼻から棒状のカメラを挿入された。前回との比較では咽喉に唾が溜まる度合いが増加している。咽喉の異物に対する反応も鈍くなっている。それらがむせるという症状を加速化している。嚥下訓練の冊子を渡され続けて下さいと指示された。話し言葉の切れが悪くなっているのも同じ原因と思われますとのこと。
 80歳相応の身体の衰えが判明した。

手根管症候群を卒業した2025年01月28日

 一昨年12月に右手指の麻痺と痺れの症状が酷く神戸労災病院の専門医の診断で「手根管症候群」と特定された。翌年1月にその専門医による手術を受けた。手術は掌の手首付近を局所麻酔して手根管の天上を切り開いて管の中の正中神経の圧迫を除去するというものだった。手術自体は30分程度であり、家内の車の送迎が可能だったので日帰りで済んだ。
 術後のフォローやリハビリのため数回に立って通院したが、術後1年を経て先日の最終的な神経電動検査を受けた。電気刺激によって指ごとの手根管内の反応速度を測定し、症状の改善度合いが診断された。手術をした右手はどの指もすっかり正常値に戻っている、左手はやや不安の残る数値だが特に処置が必要ということではないとのこと。「これで手根管症候群は無事卒業です」と告げられた。やれやれ。