我が家の内装工事2012年02月06日

 一週間前から我が家の1階内装工事が始まっている。目的は床暖房の導入とシステム・キッチンの入替で、我が家の高齢化対策と言えなくもない。リビングの床暖房、ダイニングの床暖房、キッチンの解体と給排水工事、キッチンの組立てと順調に進み、今日の和室床暖房工事でほぼ完了する。
 既に三日前からリビングの床暖房を使用している。床の上に温水を流すパイプが埋め込まれたマットを敷き、その上に更にフローリングが敷かれている。リビングに六畳用マットが二つとダイニングに四畳半用のマットが敷かれている。それぞれにスイッチが壁に付いている。温まるまでしばらく時間がかかるため冬場には初動用の暖房機が必要だ。確かに温まってくると部屋全体が暖かくなる。ただ絨毯などの敷物は暖房効果を妨げるので敷けない。フローリングに座布団を敷いて寛ぐことになる。座布団が滑るため寝っ転がったりするには安定感がない。とはいえ年寄り夫婦の生活には安全でクリーンな暖房と言えそうだ。
 30年振りのシステム・キッチンの更新だった。食洗機も組み込まれていたりしてさすがに機能面は格段に向上した。使用中の冷蔵庫と一体化して壁際に設置できた。問題は使い勝手だ。リタイヤ後ひとりで食事をする機会も増え台所に立つことも多い。調味料、調理道具、食器の収納は家内好みで整えられた。しばらくどこに何があるかと戸惑うことになりそうだ。とはいえ主役は家内である。家内は念願が叶ったことを素直に喜んでいる。
 内装工事の副産物は、不用品の廃棄だった。工事に直接関わらない大型用具も無償で廃棄してもらえるので永年眠っていた天井収納庫の不用品も殆ど処理した。かなり大胆に断捨離に踏み切った。これもまた高齢化対策のひとつではあるまいか。