花の都のお上りさん④息子夫婦の招待観光 ― 2013年09月11日
東京での三日目早朝の街歩きである。5時半頃から今度は総武線錦糸町駅北側を散策した。ホテル北側の錦糸公園から蔵前橋通りを東に向かい亀戸天神社に着いた。参道の太鼓橋から眺めた両脇の広大な藤棚が見事だった。本殿で参拝した後、来た道を西に戻り蔵前橋通り沿いの寺町に着いた。太田道灌ゆかりの法恩寺を中心に参道両脇に日蓮宗5カ寺が建ち並んでいる。ホテル横のロッテリアで調達したリブサンド&コーヒー朝食を済ませた。
歩いて10分余りのマンションに住む息子夫婦を9時に訪ねる約束だった。途中、息子とLINEでやりとりしながら予定通り到着。真新しい新築の2DKの部屋だが都心部とあって以前よりかなり狭い。初めて訪ねた東京での息子夫婦宅のベランダ越しにスカイツリーが望めた。
しばらく寛いだ後、息子夫婦招待の東京観光に出かけた。徒歩10分余りの国技館西の水上バス発着場に着いた。ここからお台場海浜公園を経由して浜離宮までの1時間余りの隅田川クルーズを体験した。スカイツリー、東京タワー、築地市場などを船上から眺めながら、永代橋、佃大橋、勝鬨橋などをくぐり、最後にレインボーブリッジをくぐってお台場に着いた。船内のガイドで「お台場」が幕末にペリー来航に備えて江戸湾防御のために建造された砲台場であることを初めて知った。船着場正面にはテレビで見慣れたフジテレビの本社屋があり、ここから水上バスはUターンして浜離宮に向かった。
浜離宮で下船し、そのまま離宮庭園を散策した。将軍家鷹狩場を江戸初期に庭園として造成されたものだ。広大な風情のある庭園がビルの立ち並ぶ都心の一角に残されている。庭園に隣接する築地市場に向かった。二日前の夜に来た時とは打って変わった喧噪が町を支配していた。丸武の看板のある卵焼き店で立食い用の卵焼きを買って食べた。テリー伊藤の実家だと息子に教えられた店先には彼の兄貴の姿があった。関東風の甘い味付けだったがアツアツで結構口に合った。
昼食は東京ならではの料理ということで月島のもんじゃ焼きにした。地下鉄月島駅から徒歩5分ほどの「もんじゃ・はざま」という店に入った。明太もちチーズもんじゃと海鮮入りもんじゃを各二つ注文した。素人ばかりである。店備え付けのもんじゃの焼き方を見ながら何とか出来上がった。焦げ目のついた具だくさんの柔らか生地を小さな小手でフウフウしながら味わった。
月島駅から予約しているお土産用のお菓子を取りに行くという息子夫婦と別れた。家内と二人で向かったのは上野である。アメ横の通りを見て歩いた後、上野動物園に向かった。西郷さんの銅像前でお決まりの写真を撮って、動物園に入場した。お目当ては二人ともまだ見たことのないパンダである。入口すぐのパンダ舎前の短い行列に並んだ。すぐに一頭のパンダの愛らしい姿がガラス越しに見えた。もう一頭の大型パンダは奥の方で愛想なくごろ寝している。すぐ近くのトラの檻では突然近づいたトラの迫力ある顔をガラス越しに切り取った。その他、ゴリラや像をチラ見してアイスクリームを舐めながら休憩した。
息子夫婦との合流までまだ時間があったので浅草寺を訪ねた。観光客で混雑する中を雷門、仲見世、宝蔵門を抜けて五重塔や本堂に参拝した。本堂裏手の銭塚地蔵にも足を伸ばした。居合わせた坊守さんに西宮市山口町から来たことを告げて雑談した。山口の銭塚地蔵尊の分身勧請の地蔵尊であり、山口からも毎年何人かの参拝があるようだ。
JR秋葉原駅で息子夫婦と4時に合流し、コリアンタウンのある新大久保駅に向かった。駅前通りの韓国風の街並みを散策した後、韓国家庭料理の「梁(ヤン)の店」に入った。注文前に5品のお通しが出て直後の生ビールを美味しく呑めたことが何よりも満足だった。サムギョプサル(豚バラ肉鉄板焼き)、ジャガイモのチジミ、冷麺、韓国海苔巻きなどのいかにも本場風の料理を味わった。玄関外壁や店内壁の至るところに花の都の繁盛店を誇示するかのように来店した芸能人のサイン色紙がビッシリ掲示されている。
両国駅で下車した息子夫婦と別れて錦糸町のホテルに着いたのは7時過ぎだった。歩数計は3.8万歩という記録的な数字を刻んでいた。息子夫婦の長くて充実したもてなしの1日が終わった。
歩いて10分余りのマンションに住む息子夫婦を9時に訪ねる約束だった。途中、息子とLINEでやりとりしながら予定通り到着。真新しい新築の2DKの部屋だが都心部とあって以前よりかなり狭い。初めて訪ねた東京での息子夫婦宅のベランダ越しにスカイツリーが望めた。
しばらく寛いだ後、息子夫婦招待の東京観光に出かけた。徒歩10分余りの国技館西の水上バス発着場に着いた。ここからお台場海浜公園を経由して浜離宮までの1時間余りの隅田川クルーズを体験した。スカイツリー、東京タワー、築地市場などを船上から眺めながら、永代橋、佃大橋、勝鬨橋などをくぐり、最後にレインボーブリッジをくぐってお台場に着いた。船内のガイドで「お台場」が幕末にペリー来航に備えて江戸湾防御のために建造された砲台場であることを初めて知った。船着場正面にはテレビで見慣れたフジテレビの本社屋があり、ここから水上バスはUターンして浜離宮に向かった。
浜離宮で下船し、そのまま離宮庭園を散策した。将軍家鷹狩場を江戸初期に庭園として造成されたものだ。広大な風情のある庭園がビルの立ち並ぶ都心の一角に残されている。庭園に隣接する築地市場に向かった。二日前の夜に来た時とは打って変わった喧噪が町を支配していた。丸武の看板のある卵焼き店で立食い用の卵焼きを買って食べた。テリー伊藤の実家だと息子に教えられた店先には彼の兄貴の姿があった。関東風の甘い味付けだったがアツアツで結構口に合った。
昼食は東京ならではの料理ということで月島のもんじゃ焼きにした。地下鉄月島駅から徒歩5分ほどの「もんじゃ・はざま」という店に入った。明太もちチーズもんじゃと海鮮入りもんじゃを各二つ注文した。素人ばかりである。店備え付けのもんじゃの焼き方を見ながら何とか出来上がった。焦げ目のついた具だくさんの柔らか生地を小さな小手でフウフウしながら味わった。
月島駅から予約しているお土産用のお菓子を取りに行くという息子夫婦と別れた。家内と二人で向かったのは上野である。アメ横の通りを見て歩いた後、上野動物園に向かった。西郷さんの銅像前でお決まりの写真を撮って、動物園に入場した。お目当ては二人ともまだ見たことのないパンダである。入口すぐのパンダ舎前の短い行列に並んだ。すぐに一頭のパンダの愛らしい姿がガラス越しに見えた。もう一頭の大型パンダは奥の方で愛想なくごろ寝している。すぐ近くのトラの檻では突然近づいたトラの迫力ある顔をガラス越しに切り取った。その他、ゴリラや像をチラ見してアイスクリームを舐めながら休憩した。
息子夫婦との合流までまだ時間があったので浅草寺を訪ねた。観光客で混雑する中を雷門、仲見世、宝蔵門を抜けて五重塔や本堂に参拝した。本堂裏手の銭塚地蔵にも足を伸ばした。居合わせた坊守さんに西宮市山口町から来たことを告げて雑談した。山口の銭塚地蔵尊の分身勧請の地蔵尊であり、山口からも毎年何人かの参拝があるようだ。
JR秋葉原駅で息子夫婦と4時に合流し、コリアンタウンのある新大久保駅に向かった。駅前通りの韓国風の街並みを散策した後、韓国家庭料理の「梁(ヤン)の店」に入った。注文前に5品のお通しが出て直後の生ビールを美味しく呑めたことが何よりも満足だった。サムギョプサル(豚バラ肉鉄板焼き)、ジャガイモのチジミ、冷麺、韓国海苔巻きなどのいかにも本場風の料理を味わった。玄関外壁や店内壁の至るところに花の都の繁盛店を誇示するかのように来店した芸能人のサイン色紙がビッシリ掲示されている。
両国駅で下車した息子夫婦と別れて錦糸町のホテルに着いたのは7時過ぎだった。歩数計は3.8万歩という記録的な数字を刻んでいた。息子夫婦の長くて充実したもてなしの1日が終わった。
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