息子との会話 ― 2022年01月04日
正月二日の朝食である。子供たち家族が我が家を去り、息子だけが午後の学生時代の友人との約束があって残っていた。雑煮の食事を食べながら気になっていたことを尋ねた。
息子は神戸市内の某私大の法学部出身である。卒業後は外資系の大手製薬会社の営業職(MR)として就職した。在学中の硬式テニスのサークルでの先輩からの情報がその就職先を選択させたようだ。外資系という点と製薬業界という二つの点が私の理解を超えた選択に思えた。私の世代にとって外資系という点は自分の将来を託す上では違和感があったし、文系出身の息子が薬学部出身者が一般的な筈の製薬会社に勤務することのハンディを心配した。
その息子が製薬業界に身を置いて既に30年近くとなる。結果的にMRという職種は水に合っていたようだ。この間2度の同業他社に転職を経験している。外資系製薬業界ではジョブアップのための転職が一般的なようだ。事実、息子も転職の度に年収アップという形でそれを実現したようだ。
そんな息子に聞きたかったのは「文系出身でハンディもあったと思うがなんでそんなに順調やったんかな。強みは何なんや」ということだった。息子の返事は明快だった。「せんじ詰めればコミュニケーション能力ということかな。製薬業界のMRの仕事はドクターとのコミュニケーションが決め手。いかに相手の気持ちになって提案できるかということ。薬についての知識や理解は一定水準以上であればみな同じ土俵であり、特に文系出身がハンディということはない」とのこと。あらためて息子の確かな仕事ぶり垣間見たようで安堵した。
息子は神戸市内の某私大の法学部出身である。卒業後は外資系の大手製薬会社の営業職(MR)として就職した。在学中の硬式テニスのサークルでの先輩からの情報がその就職先を選択させたようだ。外資系という点と製薬業界という二つの点が私の理解を超えた選択に思えた。私の世代にとって外資系という点は自分の将来を託す上では違和感があったし、文系出身の息子が薬学部出身者が一般的な筈の製薬会社に勤務することのハンディを心配した。
その息子が製薬業界に身を置いて既に30年近くとなる。結果的にMRという職種は水に合っていたようだ。この間2度の同業他社に転職を経験している。外資系製薬業界ではジョブアップのための転職が一般的なようだ。事実、息子も転職の度に年収アップという形でそれを実現したようだ。
そんな息子に聞きたかったのは「文系出身でハンディもあったと思うがなんでそんなに順調やったんかな。強みは何なんや」ということだった。息子の返事は明快だった。「せんじ詰めればコミュニケーション能力ということかな。製薬業界のMRの仕事はドクターとのコミュニケーションが決め手。いかに相手の気持ちになって提案できるかということ。薬についての知識や理解は一定水準以上であればみな同じ土俵であり、特に文系出身がハンディということはない」とのこと。あらためて息子の確かな仕事ぶり垣間見たようで安堵した。
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