オヤジ会で”中学校部活の地域移行”が話題に2024年12月27日

 今年最後の86回目の”ちょい呑みオヤジ会”が17人の参加者で開催された。19人の参加予定だったがインフルエンザの罹患で直前に兵庫ブレイバーズ球団代表と球団監督の2名のキャンセルとなった。
 冒頭の事務局報告では「全国の公立中学校の部活動の地域移行」を中心に情報提供した。子どもたちの放課後の居場所や見守りについてはかねてからオヤジ会メンバーの多くが関心を寄せていた。7年前には健在だった子供会のクリスマスイベントに8人の会員がお手伝いした。今年7月には人員不足だった小学校の放課後キッズルームのサポーターに数人の会員が応募した。
 そんな経過もあるオヤジ会だったのでその後の近況報告では子どもの居場所や見守りについてのコメントが相次いだ。キッズルームサポーターからは育成センターとキッズルームの子どもたちそれぞれが同じ運動場での交流が叶わない歪な現状が報告された。近隣の市の教職を長く務め今も関係する機関に関わっているメンバーからは中学校の部活の地域移行の余りにも拙速な対応に異議を唱える市民運動に参加しているという報告があった。まもなく閉鎖が決まっている子ども食堂の関係者からは地域の放課後の居場所づくりの取り組みの必要性が語られた。小学校のコミスク関係者からは小学校の植木の剪定にオヤジ会メンバーの協力が得られることになったというコメントがあった。
 私からは以下のようなコメントを伝えた。日本の「少子高齢化」が話題になって久しいが、介護、在宅ケア、認知症等、ともすれば高齢化対応に追われがちだった。ここに至っていよいよ地域社会に大きな影響を及ぼす「部活の地域移行」という少子化対応が迫られている。オヤジ会という地域交流の広場でこの問題が幅広く議論され共通の問題意識が持てたことはオヤジ会が貴重なインフラであることを物語っている。

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