名も知らぬ野草の恵み ― 2010年07月21日

長かった梅雨が、先週末にようやく明けた。途端に、長梅雨のうっとおしさに復讐するかのような猛暑が襲ってきた。いつ果てるとも知れない長梅雨への恨みつらみが、うだるような暑さへのへきへきさにとってかわっている。
それでも早朝はまだしのぎやすい。6時前に自宅を出て冷気を含んだ空気を肌に感じながらウォーキングを愉しんだ。マックでモーニングコーヒーを終えて、天上橋の袂まで帰ってきた。欄干のすぐ下に生えている名も知らぬ野草が目についた。赤い小粒のルビーのような実をつけている。昇ったばかりの朝日の逆光が実の背後から差し込み、ルビーの赤の鮮やかさを浮かび上がらせている。
拾い物のワンショットが、ちっぽけな恨みつらみやへきへきさを一瞬だけでも忘れさせてくれる。
それでも早朝はまだしのぎやすい。6時前に自宅を出て冷気を含んだ空気を肌に感じながらウォーキングを愉しんだ。マックでモーニングコーヒーを終えて、天上橋の袂まで帰ってきた。欄干のすぐ下に生えている名も知らぬ野草が目についた。赤い小粒のルビーのような実をつけている。昇ったばかりの朝日の逆光が実の背後から差し込み、ルビーの赤の鮮やかさを浮かび上がらせている。
拾い物のワンショットが、ちっぽけな恨みつらみやへきへきさを一瞬だけでも忘れさせてくれる。
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