災害支援活動の場2011年03月15日

 東日本大震災の影響がジワリと身近に及んできた。
 労働委員会事務局から連絡が入った。明後日に開催予定だった労働委員会のある事件の調査会議の中止連絡だった。東京在住の使用者代理人の弁護士が緊急の災害対応で来坂できなくなったとのことだ。
 次に「お気に入り」登録していた地元知人のブログで、4月9日予定の山口さくらまつりの中止を知った。震災被災者救援事業に切り替えるとのことだ。どんな事業内容になるか未定のようだが、少なくとも予定していたさくらまつりの巡回補導は必要なくなった。通常の日程での定例補導活動に切り替える旨5人の補導委員にメールした。
 さくらまつりは、私も所属する社会福祉協議会の山口支部の主催である。その前身は「山口フリマ」であり、そのフリマを生んだのは、阪神淡路大震災復興支援バザーだった。今回の未曽有の大災害を前に原点ともいうべき事業に今回は立ち戻ろうということのようだ。いち早いタイムリーな意思決定だと思った。同時に、自分自身の災害支援活動の場を見出した。大災害を前にどのような場でどんな形で関われるか迷いがあった。自分自身が関わる組織の支援活動にまさる事業主体はない。積極的に参加したいと思う。