散歩のお供になったポケモンGO2016年09月21日

 8月15日にアプリをダウンロードして以来、ポケモンGOがすっかり朝のウォーキングのお供になった。1カ月ほど使ってみて、大勢の人がこのアプリに嵌る理由が分かってきた。
 歩くことを促す様々な仕掛けがあるのだ。単純に様々なポケモンを捕まえるには歩いて潜んでいるポケモンを見つけるしかない。捕まえる道具であるボールはどんどん減っていく。新たにボールを獲得するにはポケストップと称する地域の名所・旧跡、公園、公共施設、マクドナルドなどの特定店舗の前まで行かなければならない。ポケストップでタマゴを獲得する場合がある。タマゴには2km、5km、10kmといった種別があり、その距離を歩くと孵化してレアなポケモンを捕獲でき高いポイントが得られる。ポケモン捕獲で獲得したポイントが一定数に達するとレベルがあがる。レベルがあがるとポケストップで獲得できるボールはより強力なものが含まれる。といった具合である。
 こんな仕掛けに乗せられてついついもう少し歩いてみようという気にさせられる。無味乾燥なウォーキングの時よりもモチベーションがあがるのは否定できない。結果的にそれまで1.1万歩程度だった1日平均歩数がこの一カ月は1.3万歩程度に上がった。とりわけ私にとっては歩く時間帯と場所がこのゲームとの相性を良くしている。朝6時台という時間帯と山口町というローカルな地域性がこのゲームの他人に迷惑を及ぼしかねないという負の側面を抑制してくれる。加えてポケストップであるマクドナルドは従来からのウォーキングコースの一環だったという利点もある。
 かくして私の早朝ウォーキングの生活習慣がポケモンGOという新たなスパイスを得て一層の励みとなった。