さくら祭りを支えるボランティアスタッフの高齢化2024年04月08日

 山口と北六甲台の両地区社協主催の恒例の”有馬川さくらまつり”が催された。有馬川沿いのさくら並木は満開直後の花弁に包まれていた。コロナ禍の行動規制が解除された5類移行後の初めての”さくらまつり”は、好天にも恵まれた絶好のコンディションだった。
 昨年は”さくらウオーク”のタイトルでコロナ前のさくらまつりの規模を縮小して開催された。今年は名実ともに”さくらまつり”が復活した。むしろそれまでの屋台やゲームコーナーやフリーマーケットに加えて昨年実施した夫婦松公園での抽選会やキッチンカーが追加され、さくらまつり全体はバージョンアップされた感がある。
 絶好のコンディションに恵まれて、来場者数は想定数を大幅に上回り、抽選会参加券は早々と終了し、抽選会場前は長蛇の列となった。飲食関係の屋台にも行列ができ早い段階の完売となった。品切れの制約のないゲームコーナーは締め切りギリギリの13時迄子どもたちの姿が切れることはなかった。
 1時半頃から安心プラザでボランティアコーディネーターたちと遅い昼食を摂った。誰もが「疲れた~ッ」という言葉がついて出る。これほどの規模のさくらまつりイベントをこなしたのは数年前以来である。考えてみればほとんどのコーディネーターがそれだけ年を重ねたことになる。ボランティアの高齢化が大規模なイベントを支えるには無理があるという現実を思い知らされた。