梅雨時に腰痛が顔を出す2009年07月02日

 一週間ほど前から腰の鈍痛とだるさがひどくなってきた。そのうち治るだろうとタカをくくっていたが、どうにもおさまらない。やむをえず馴染みの整骨院に出かけた。
 いつもの先生に診てもらう。開口一番、「この梅雨時は、腰痛を訴える患者さんが多いんですよ。湿気の多い環境が普段は押さえられている患部の症状を誘発するんでしょうね」とのたまう。自分だけではないのか、と理屈にならない安堵感を覚えてしまう。同時に東洋医学的な診立てに納得する。
 最近読んだ五木寛之の著作にあった「西洋医学と東洋医学のちがい」についての記憶を辿った。確か西洋医学は人間の外に病気の原因がありこれに攻められて病気になる。その外敵をやっつけたり除去したりすることが治療となる。これに対し東洋医学は人間は生まれながらに病の要因を体に抱えている。環境変化などで体調が不安定になりバランスを崩すことで病の要因が表面化するという。バランスを取り戻すサポートを行なって自然治癒力による回復を促すことが治療になる。個人的にはこの東洋医学の考え方に限りなく共感を覚えている。
 腰を押さえながら先生の言葉が続く。「やはりかなり固まってますね。一過性の要素が強いのでしばらく集中的に来てください」。夜就寝前の腰の痛みを思えば、それもやむなしか。梅雨時に顔を出した腰痛とのおつきあいがしばらく続きそうだ。