老後の用事のためのお出かけのひとこま2022年06月08日

 朝10時過ぎに自宅を出た。個人的な用事をいっぱい抱えていた。
最初に立ち寄ったのは山口郵便局だった。障がい者支援事業を営む社会福祉法人の後援会の年会費の振り込みのためだ。
 続いて国道を挟んで向い側にある大衆理容に立ち寄った。いつもは朝一番の9時前に行くのだが定休日明けの火曜朝の混雑を避けた。予想通り店内は空いていてすぐに理髪用チェアに案内された。夏に近づく季節である。スポーツ刈りをオーダーし丸坊主に近いヘアスタイルに変身して20分後に店を出た。
 次の立ち寄り先は歩いて数分のところにあるコンビニである。前日に家内から渡されていた2か月分の小遣いを自分の口座に入金するためだ。年金生活となって小遣い支給も年金支給月ごとの2カ月払いになった。郵便局のATMは混雑していたがこちらのATM前には誰もいない。
 コンビニの隣りにはコープの店があり、1階のオープンスペースには市の健康ポイント事業の体組成測定機が設置されている。月一回この測定を行い、ポイント加算するとともに骨・水分・筋肉・脂肪の4成分の数値データ表を受取った。
 コープの店迄の往復約4千歩をこなして11時過ぎに自宅に戻った。後期高齢者の日常の用事のための出かけのひとコマである。お出かけという何気ないこの日常生活もいつまでも続かない。足腰の衰弱がこの日常をいつか奪ってしまうのだろう。そう思いながらこの外出の貴重さをあらためて偲んだ。