認知症カフェの利用者減少の対応策を2023年02月17日

 認知症カフェのにこにこ丸山カフェに参加した。定例の第4木曜が祝日だったので一週間繰り上げの開催だった。ボランティアスタッフ8名、専門職2名、一般参加2名と関係者の多さに比べて対象者はわずか3名だった。会場がコープから公民館に移って2回目だったことや一週間の繰り上げ開催だったことも影響しているのだろうが、それにしても利用者の少なさは気になった。
 本格的に利用者増の対応策が必要ではあるまいか。問題は幾つかある。ひとつは運営上のリーダシップが脆弱な点がある。発足時に選任された代表者が大病を得て今尚体調が充分でないためカフェ参加が難しい。比較的若い女性ボランティア3人が合議で運営の中心を担っている。代表者の選任が望まれる。
 2点目は会場変更の周知徹底だが、これは地区社協の支援が確認され自治会ルートのチラシ配布が固まった。
 3点目は口コミの徹底である。過去の来場者が入院・入所や死亡等で減少するのは避けがたいが、来場可能な人も会場変更等で億劫になっている懸念もある。ボランティアスタッフの声掛けが望まれる。
 4点目は認知症当事者や家族への案内である。個人情報問題もあり認知症当事者の把握は困難だ。唯一把握可能なのはデイサービスの職員と民生委員である。この二者にチラシ等を渡してカフェへの来場を促してもらうことが考えられる。
 いずれにしてもこのような対応策を、カフェ代表者を早急に選任しボランティアスタッフ中心に運営会議で早急に検討してもらえればと思う。