オヤジ会で地域コミュニティの現状を報告2024年12月01日

 85回目のちょい呑みオヤジ会が開催された。前回は8名と久々の一桁参加だったが、今回は一転して18名もの参加者となった。
 冒頭の事務局報告では地域コミュニティの維持に関わる3点を報告した。ひとつは自治会から依頼された山口公民館地域学習推進員の募集呼掛けである。説明を終えた後、事前に声掛けしていた方から引き受けても良いとの意向が示された。2点目は地域組織の会員退会や役員のなり手不足が組織の脆弱化を招いている点を報告した。子ども会、婦人部の解散、自治会の会員減少と役員なり手の不足による運営の脆弱化、会員激減のPTAの存続の危機、来年改選を迎える民生委員のなり手不足等の現状である。3点目はそうした地域組織の脆弱化の反面で活発化しているグループもある。ちょい呑みオヤジ会や”つどい場あん”等である。いずれも個人が自主的に参加するグループで、充て職で組織を構成している地域組織と性格を異にしている。充て職中心の「地縁組織」から自主的活動者主体の「志縁組織」への流れとしてコメントした。
 参加者の近況報告となった。司会者から時間内に終わるためにも一人3分以内の報告が要請されたこともあり、閉会の20分前に全員の報告を終えた。相変わらず参加者報告は多彩だった。西宮市・紹興市友好交流協会長の日中両市のイベント支援の比重が中国側にシフトしたという報告。現役住職の僧侶の世界も深刻な人不足になっているとの報告。関西独立リーグ球団代表の選手のドラフト調査票を巡る裏舞台情報。市社協地区担当のコイバナ情報等々。
 近況報告後の20分ばかりのフリータイムを過ごした後、恒例の集合写真で締めて定刻8時に散会した。

地元スーパーで初めての日曜の街頭募金2024年12月02日

 昨日の日曜日に地元スーパーのハローズ店頭で歳末助け合いの街頭募金を行った。地区社協募金事業部を中心に社協役員16人が参加した。
 これまで街頭募金はスーパー側の繁忙を配慮して平日に行っていたが、今回初めて日曜日に実施した。担当者が街頭募金実施を依頼した際に店長から「日曜日でも構わない」との意向が伝えられた。そんな経過で今回初めての日曜実施となった。
 朝10時から午後2時までの4時間だった。朝10時から1時間の募金活動に参加した。顔見知りの来店者を中心に募金を頂いた。やっぱり平日と違って来店者も多い。日曜実施の手応えを感じた。

済生会病院と三田市民病院の統合問題のその後2024年12月03日

 日曜日に地元スーパーで社協の街頭募金を実施した際に道路を挟んで向い側でもチラシを配っているグループがあり、チラシを貰った。「済生会兵庫病院をまもる西宮市民の会」発行のチラシだった。
 かねてから地域でも話題になっている”済生会病院と三田市民病院の統合問題”のその後の経過が掲載されていた。「済生会兵庫病院、統合移転計画見直しを表明」のタイトルが目に入った。記事には、10月31日の職員向けの院長メッセージの回覧で「新病院基本計画を6カ月程度延期すると表明した」と記載されていた。その理由として万博等の建設需要の逼迫、建設業界の人手不足による賃金上昇等で労務費や資材が予想をはるかに超え、病院統合の整備費が2倍程度になる見込みといった点があげられている。
 チラシでは三田市でも10月30日の市議会経営政策常任委員会で10月予定されていた病院の再編統合に向けた基本計画の公表を前述の済生会病院長のメッセージと同様の理由で来年2月迄延期すると報告されたことが記載されている。
 両病院の再編統合問題はほぼ決着していたと思っていた。ただその後の経過についての情報がなかった。このチラシはその後の経過を伝えるものとして受止めた。帰宅後、この件のネット検索をしてみたが、このチラシを裏付ける情報は得られなかった。ただ建設費高騰による再編統合費用の予想以上の膨らみで計画の見直しを迫られていることは充分頷ける。再編統合問題の経過を見守りたい。

家内の誕生祝いは回らない寿司で2024年12月04日

家内の誕生日がやってきた。夫婦で外食ランチするのが恒例である。昨年に続いて今年も”回らない寿司屋”の「流れ鮨・三代目おとわ」に出かけた。平日の12時15分前に到着したお店に到着は空いていて、すぐにテーブル席に案内された。
 タッチパネルのメニューで注文する。主役の家内は、見た目も豪華な”師走の彩りランチセット”を、私は上質ネタ握りの”牡丹”を注文した。
 ほどなく回転レーンに乗った注文品がやってきた。ランチセットの品数の多さに驚いた。にぎり5貫、鶏の味噌鍋、海老と野菜の天婦羅、ホタテと赤海老のサラダ等の小皿3皿、白玉ぜんざいが並んだ。
 私の上質ネタにぎりもいかにも食をそそるものだった。いくら、雲丹、トロサーモン、数の子、赤海老などの豪華なネタの握り10貫が木の盛り皿で運ばれた。赤だしも付いてお値段は家内のセットメニューを上回る。
 それにしても贅沢な食事を前にしても「食の衰え」は拭えない。にぎり10貫でお腹いっぱいで食は細っている。早食いが得意技だったが食べる時間も遅くなった。ボリュウムでは圧倒する家内の食事時間とほぼ同じである。
 夫婦それぞれの誕生日の外食ランチが、日頃は互いに”放飼い”の老夫婦に二人一緒の穏やかなひと時をもたらす機会となっている。

出身業界労組のOB・現役懇談会のスタイル変更2024年12月05日

 静岡市の「ホテルアソシア静岡」で開催された出身業界労組のOB・現役懇談会に出席した。新幹線静岡駅から徒歩1分という会場の「ホテルアソシア静岡」には4時40分頃に到着した。受付で懇談会概要を整理した資料を受取る。総勢88名の参加者で約半数がOBだった。指定された10階の個室に入った。
 資料を読んであらためて気づいたのはこの懇談会のスタイルがコロナ禍後に一変したことだ。それまで温泉地の大規模ホテルから都市近郊のシティホテルに変更された。その結果、部屋は数人の相部屋の和室が洋室個室になった。入浴は大浴場から部屋の浴槽になった。懇親会は浴衣姿での和室の宴会場から私服のテーブル席のパーティ会場になった。その結果、会場の選択肢が広がり、駅から徒歩1分のシティホテルも可能となり、かつて下車したことのない静岡駅前での宿泊を経験することになった。
 個室の部屋で幾つかの発見があった。何と!部屋からビルの合間の富士山が見えた。シティホテルならではのフリーWIFiの環境は当然ながら、スマホのバッテリー充電機器まで設置されている。多少味気なさを覚えながら個室の浴槽に浸かった。
 6時から懇親会が始まった。開会挨拶と参加労組の委員長からの2名の物故者の報告があった。12の円卓に分かれての懇親会である。参加者それぞれが思い思いに知人たちと1年ぶりに旧交を温める。8時半頃に中締めをした後、会場を変えて二次会が開催された。2回の宴席で久々に痛飲した。すぐに芋焼酎の水割りに変えたこともあって痛飲の割には酔いは浅かった。
 10時過ぎにお開きとなって部屋に戻った。着替えを済ませてベッドにもぐり込み、一気に眠りに落ちた。

駿府城公園の早朝ウオーキング2024年12月06日

 静岡駅前のシティホテルの部屋で早朝6時に目覚めた。早朝ウオーキングの習慣は旅先といえども怠らない。6時半にはホテルを出てウオーキングを始めた。目的地は懇談会資料に案内されていた徒歩15分の「駿府城公園」である。
 スマホのマップアプリを確認しながらホテルを出て西に少し歩いてJR静岡駅前を北西に進んだ。大通りを城代橋方向に折れた先に白亜の巽櫓が見えた。6時の開門直後の東御門橋から入場した。正方形の広大な公園が広がっていた。何はともあれ初代駿府城主・徳川家康公に目通りしなければならない。公園のほぼ中央に家康公の銅像があった。テレビなどで何度か目にした記憶のある著名な銅像である。銅像の背後にはフェンスで仕切られた本丸の発掘現場があり、今も発掘作業が行われている。銅像横には県の天然記念物である「家康手植えのミカンの木」にミカンがたわわに実っていた。
 公園を出てホテルに向かって来た道を折り返した。7時過ぎにホテルに到着し1階レストランでビュッフェスタイルの朝食を摂った。ウインナー、厚切りベーコン、シラス、高菜、温泉玉子、フライドポテト、生野菜と好きなものを取っていく。最後に嬉しい出来立て食材が待っていた。生シラスと桜海老入りのオムレツが注文を受けて調理して提供された。大満足の朝食プレートを完食しコーヒーを味わって食事を終えた。

日本平テラスの富士の絶景!2024年12月07日

 8時半にホテルを出発し、出身労組のOBと現役役員7名で近隣観光に出かけた。
 最初のスポットは東海道五十三次の由比宿本陣跡に建てられた「広重美術館」だった。江戸時代の浮世絵師・歌川広重の膨大な風景版画を収蔵する美術館である。作品だけでなく版画の製作工程や版画を刷る体験コーナーもあって見応えがあった。
 続いて訪れたのは清水湊の「次郎長生家」だった。無料で見学できるうえに中年の女性係員に懇切丁寧にガイドしてもらった。間口の狭い奥に長い江戸末期の民家の味わい深い佇まいが興趣をそそられた。7年前にNPO法人によって建替えられたものだ。次郎長や子分たちが勢ぞろいした集合写真に思わずにんまりしてしまう。
 最後に向かったスポットは駿河湾近くの標高300ⅿの丘陵地に建つ「日本平夢テラス」だった。駿河湾越しに富士山を仰ぎ見るとともに回廊沿いに駿河湾と清水港、伊豆半島、南アルプスの360度の景観を楽しめる絶好のビュースポットである。快晴に恵まれた展望がかつて見た中で最も素晴らしい富士山の感動的な景観に息を呑んだ。
 静岡駅近くの料理屋で和食料理の昼食を囲んだ後、静岡駅に向かった。構内の大型キヨスク店でお土産を買った。生の桜えびとシラスとお茶の洋菓子を調達した。13時21分発の新幹線こだまを名古屋でのぞみに乗り換えて帰路に就いた。
 今回の旅路で外国人の多さに驚かされた。新幹線車中だけでなくホテル内でも欧米系の人たちが目についた。円安効果がオーバーツーリズムを招いている実態を痛感させられた。

スポッとウオーキングシューズをネット購入した2024年12月08日

 毎日1万歩以上のウオーキングを日課としている。ウオーキングシューズについては目がないが、納得できるシューズが見つからない。最近は靴ベラや手を使って着脱しなくてよいスリップインシューズを探していた。そんな時、ショルダーバックをネット購入した「ベルーナ」のHPに格好のシューズを見つけた。
 ゴールデンベアの6589円のスリップインシューズで、幅広4E、軽量設計、撥水加工という規格である。サイズも24.5~27インチまで豊富でカラーも好みのキャメルがある。縫込みの靴紐がありデザインも満足できた。実際に着用して確かめられないのがネット購入のサイズ感だが、通常より0.5インチ大きめを注文した。ネット注文は専ら「楽天」使用なので楽天で検索すると4389円と格安価格だった。おまけに300円オフのクーポンが付いており送料込み4628円だった。3600余りの楽天ポイントを利用して最終的に約千円の買物になった。
 そのシューズが注文後3日で届いた。早速履いてみると少し大きめだがサイズ感は問題ない。加えて想像以上に軽いのに満足した。

旧地区の豪邸の一角が更地になっていた2024年12月09日

 高田上谷病院近くの建物の様子を確認するため、早朝ウオーキングのコースを変更した。新明治橋から有馬川緑道を南に辿った。山中の校門前で旧有馬鉄道の線路跡を進んだ先で驚きの光景を目にした。
 歩いている道路と有馬川の間にあった林に囲まれた丘陵が亡くなっている。丘陵の跡地は広大な更地となって広がっている。更地の一角には黄色のショベルカ-が鎮座し、終了間もない更地化工事を窺わせた。更地の奥には高田上谷病院の建物が見えている。
 林に囲まれた丘陵には上山口の旧家・細木家の民家があった。街道から長い進入路の先に建物があったようだが目にしたことはない。その本宅は今も上山口の旧街道沿いの公会堂に隣接して残されている。帰宅後にGoogleMapの航空写真を確認した。さすがにまだ緑に覆われた丘陵の写真が残されていた。
 地形の改変にも匹敵する広大な更地化工事を目にしながら、山口を彩った景観がまた失われたという感慨を味わった。

骨だらけの大ケヤキ2024年12月10日

 12月も中旬に入り、一気に冷え込んだ。早朝ウオーキングに出かける頃は2~3度の気温を記している。
 行きつけのコンビニでモーニングコーヒーを済ませて国道176号線を北東に辿り自宅に向かった。新明治橋の北西の袂に立つ山口の大ケヤキがいやでも目に入る。季節の移ろいを忠実に写すランドマークである。
 この時期の大ケヤキは身にまとっていた葉っぱの殆どが落葉している。青空を借景に黒い骨だらけの大木は冬の風物詩を提供してくれている。