ミュージカル劇団で広がる交遊2012年01月07日

 夕方から、住宅街にある寿司屋さんでミュージカル劇団の関係者と懇談した。劇団代表の高井さんと劇団後援会員で有馬のある神社の宮司さんと三人で3時間ばかり談笑した。昨年11月27日の劇団設立総会の懇親茶話会の席上で「一度ゆっくり懇談しましょう」という約束が実現したものだ。
 主な話題は今後劇団で取り上げたい創作ミュージカルの題材だった。高井さんの創作ミュウージカルには邪馬台国や天日槍(アメノヒボコ)など古代を舞台にした名作がある。地元ゆかりの古代の人物の舞台化が話題になった。真っ先に浮かぶのは孝徳天皇である。個人的にも「大化改新の真相・主役は孝徳天皇だった」と題してその出典である歴史学者・遠山美都男氏著作の「大化改新--六四五年の宮廷革命--」をHPで紹介した。http://www.asahi-net.or.jp/~lu1a-hdk/yamaguti-rekisi-taikakaisin.htm 歓談した宮司さんの神社も孝徳天皇とゆかりが深いということだ。ところが孝徳天皇の事跡を辿ると、いささか物語性に乏しくなかなか舞台化し難い。そこで注目されたのが孝徳帝の唯一の皇子である有間皇子である。名前がしめすように有馬ともゆかりが深く、その生母・小足媛は山口ともゆかりがある。
 後援会活動についても話題となった。この地域にミュージカルという新たな文化が広がることについては宮司さんの心強い賛同と支援の意向もお聞きした。その幅広い人脈を通じて後援会加入者を紹介していただけそうだ。
 ミュージカル劇団の立上げとその後の後援会活動が新たな交遊の機会を広げつつある。