地元山口中学での二回目のプレゼン2012年01月31日

 昨年に続いて今年も地元山口中学で「ふるさと山口」をテーマにプレゼンをさせて頂く機会を得た。開始30分前の午後1時に校長室を訪ね、担当教諭と一緒にその足で体育館に行き準備されたプロジェクターと持参のノートパソコンとのセッティングをした。開始直前にトラぶったら目も当てられないという懸念があったからだ。無事完了して校長室に戻りしばらく校長先生と懇談した。
 予定時間に体育館に行くと1年生約200人が既に待機していた。始業式後2年生になればすぐにトライやるウィークが始まる。私のプレゼンは生徒たちが町に出かけて実習する際の、山口という町を知っておくための事前学習の位置づけである。
 司会役の二人の生徒たちの進行で始まった。担当教諭から講師紹介があり、いよいよ出番だ。昨年のプレゼンでは50分の予定時間を切ってゆとりをもって終わった。そんな記憶から前半を幾分丁寧に進めたら後半になってかなりタイトになった。最後少しはしょったがそれでも10分ばかりオーバーした。
 終了後、クラスごとにまとめられた12の質問が各委員長から出された。むろん事前に担当教諭から聞かされていたものだ。「山口町はいつできたか」「歴史のある建物は?」「有間鉄道はなぜなくなったのか?」「山口の水道水はダムのブレンド水だと聞いたが本当か」などの質問と並んで「山口町の有名人は誰ですか?」というのがあった。これにはハタと困った。昨日の街頭補導で補導委員のお母さんたちに聞いてみた。「私の近所にオリンピックの金メダリストが住んでいる。ミュンヘンオリンピックの競泳100mバタフライの青木まゆみさんだ」。これはいただきだった。その他、日本女子バレー代表だったJTマーヴェラス主将の坂下麻衣子さんは山中の卒業生だ。このお二人の紹介を最後に質問の答弁を終え、プレゼンを無事終了した。
 最後に学年主任のまとめの言葉があった。プレゼンでのキーワード「知って、歩いて、好きになる山口」を引用され、我が意を得たりの有難いまとめだった。私にとっての最もやりがいのある地域活動のひとつを今年も何とかやり終えた満足感に浸りながら帰路についた。