高齢者お食事会が無事終了した2012年01月26日

 75歳以上のお年寄りを招いてのお食事交流会の日である。朝10時45分出かけようとした途端に携帯のコール音が鳴った。同僚民生委員の「もう皆さんお待ちですからすぐ来て下さい」の催促の電話だった。集合時間の10分前である。あせって駆け足で集合地のバス停に着いた。既に送迎バスが到着し今にも出発しかねない風情だ。お年寄りたちの予想を上回る早め早めの律義な行動が私の失態を招いていた。
 最寄りの結婚式場の大ホールに100名近いお年寄りとお世話をする20名余りの役員が集合した。15の円形テーブルにそれぞれ8人前後が着席する。分区長などの挨拶の後、早速昼食となる。二段重ねのお弁当である。お刺身盛合せ、酢豚、酢の物や煮物の付け合わせに炊き込みご飯、フルーツとスイートのデザートも付いている。ボリュームたっぷりでご飯半分を残す人も多い。昼食時間を含めて60分の会食懇談が続く。私の担当地区からは10名の参加があった。民生委員も5年目ともなればどの方も顔馴染みである。それぞれの環境に応じた個別の会話が可能になっている。
 司会者の合図でカラオケタイムとなった。構成する6つの地区から代表がマイクを握る。多くのお年寄りたちにとってカラオケは何よりの楽しみのようだ。それぞれの十八番を思い入れたっぷりに歌い上げる。6人の熱唱の後に、今年初めての趣向が始まった。世話役でもある同僚民生委員のひとりがギター片手に登場した。ギター演奏3曲と弾き語り1曲が演奏された。なかなかのものだ。
 1時半を少し回って2時間ほどの「ふれあい交流会」が終了した。会場玄関前で送迎バスやマイカーや徒歩などで帰宅される参加者たちを見送った。心配した降雪や参加者のトラブルもなく、今年の恒例の高齢者お食事会が無事終了した。