高齢者の困り事とゴミステーションのコンテナ2015年09月02日

 民生委員になって8年目を迎える。お年寄りの困り事を耳にする機会も多い。そのひとつにゴミステーション当番になった時のコンテナ問題がある。我が町ではコンテナは日常は当番が自宅で保管し、使用日ごとにステーションに持っていくのが慣行である。コンテナの汚れなども自宅で洗浄するのが一般的だ。
 若い頃は苦にならなかったこの分担も70代後半になると骨身にしみる。何よりも二つのコンテナの重さがこたえる。自宅とステーションに距離のあるお宅の大変さは尚更だ。かねてから何とかならないかと思っていた。昨日、思い切って市役所の担当部署に相談したところ、次のような回答を得た。抜本的解決とは言えないものの現状改善のヒントになったのでメモしておきたい。
 「これまでもコンテナ自体の軽量化を進めてきた。長期的には神戸市のようなコンテナの有料袋化等の対応も検討中。ゴミステーションが道路上でなく区画内立地であれば、日常は折畳んでステーション内に据え置くことは問題ない。その場合、当日の朝に当番か最初に利用した人が組立てる等をルール化しておけばよい。ステーション据置きによるコンテナ盗難には追加補充で対応できる。コンテナ洗浄は正常な使用であれば不要だ。ビンや缶を飲み残しまま出さない等のゴミだしマナーの徹底をお願いしたい。ゴミステーションまでのごみ出しが困難な高齢者や身体障害者など対象者を限定した『にこやか収集』という支援制度もある(職員が玄関先まで出向いて、ごみの収集を行うサービスで、申請、面談等の手続きが必要)」