LINEの乗っ取り被害のテンヤワンヤ2015年09月23日

 昨日の夕方、スマホ携帯のLINEメールを矢継ぎ早に受信した。「変なメールが来てるけど・・・」とか「LINEが乗っ取られているヨ」とかである。私の名前で「コンビニでWebMoneyを買ってきてください」等のメールが送信されているようだ。何人かの方は直接、携帯電話で知らせて頂いた。専門的な知識のある方からは「パスワードが盗まれている可能性があり、同じパスワードを登録している金融機関等はすぐに変更した方が良い」とか「LINEにアカウント凍結を連絡した方が良い」といった忠告もしてもらった。
 とりあえずLINEのパスワードを変更してブロックしなければ・・・と思ったが設定画面が見つからない。やむをえずスマホを購入したソフトバンクショップを訪ねた。「アプリの障害なので応じかねます」と渋るスタッフに頼み込んでサポートしてもらいながら何とかパスワード変更にこぎつけた。
 自宅に戻り、LINEのアカウント凍結手続きを試みた。知人からのショートメールで送られた手順に沿ってこれも何とかLINE管理者に「自分のアカウントが盗まれた」という入力送信をした。金融機関口座のパスワード変更も処理した。この間、相次いで受信した知人からの問合わせメールに音声入力で「無視して下さい」の返信を繰り返す。そして今朝「アカウント取り戻し処理が行われているのでアカウント削除は行っておりません」というLINEカスタマーサポートから返信メールがあった。ショップでのパスワード変更処理の過程で取り戻し処理ができていたようだ。
 イヤ~ッ!えらい目に遭った。古希のオヤジが柄にもなくLINEなんぞに手を出すから・・・と思わないでもなかったが、LINE活用にはそれなりの事情もある。40代主婦たちが中心の身近な地域活動を仲間たちがいる。彼女たちとの情報共有はこれに勝るものはない。それにしてもIT時代のセキュリティリスクについてあらためて痛感させられた出来事だった。