初めての”ふれあい喫茶”の休日開催2023年05月06日

 5月5日の子どもの日に、住宅街のコミュニティセンターで13時~16時に地区社協の”ふれあい喫茶”を開催した。通常の第2水曜午後の平日開催でなく、今回初めての休日開催である。
 地区社協は今期の活動計画の基調に「プラットホーム機能」を謳った。地域の住民が誰でも気軽に参加できる住民交流の場づくりである。平日開催の”ふれあい喫茶”はリタイヤ世代であるお年寄りの参加が中心になりがちである。ふれあい喫茶を開催する地域交流部の意向もあって執行委員会の支援を得ながらようやく開催にこぎつけた。子どもたちや子育て世代やリタイヤ世代等の幅広い参加を期待した”多世代交流カフェ”である。
 1時開会の会場は地区社協関係者たちによって万全の準備が整っていた。あちこちに鯉のぼりや吹き流しや大きな折り紙の兜が飾られ、”子どもの日”が演出されている。会場後方の半分のスペースは喫茶用のテーブル席である。テーブルには折り紙の兜や鯉のぼりがさりげなく飾られている。前方半分はイベント・スペースだ。壁際には様々な玩具やゲームが準備された”子ども広場”が設けられている。大きな竹とんぼや鉄製の兜も飾られている。社協役員の”手作りゴム鉄砲”の的当てコーナー会場真中に設けられた。
 開会直後は閑散としていた会場だが、好天にも恵まれて徐々に来場者の姿が増えた。来場者の最終集計は大人31名、子ども34名の55名だった。大人の半数以上が子どもたちの保護者である。子どもの日イベントのアナウンス効果が強かったのか、ふれあい喫茶のいつもの常連さんの姿は少なかった。これに14名の社協関係者が加わって69名の参加者が初めての”多世代交流カフェ”を盛り上げた。
 イベントでは、段ボール製のコルト型鉄砲4丁による1.5m程先の的当てで盛り上がった。子どもたちが順番待ちしながら次々に挑戦する。4つの大きさの的に狙いを定めて発射する。的に当たるたびに観戦者たちの拍手と歓声が上がる。的を射た子どもにはキラキラシールがプレゼントされる。
 午後1時から4時までの喫茶が予想以上の大勢のファミリー客を迎えて大成功の裡に終了した。関係者の手で会場の飾りつけや備品がテキパキと片付けられた。