屋根補修の対応方針が固まった2023年05月08日

 我が家の屋根が老朽化と風圧でスレート瓦の一部が落下するという事態を招いていた。最寄りのリフォーム業者の店舗を訪ねて相談し、屋根の状態を点検した上で見積りをするとのこと。場合によっては火災保険の適用を受ける可能性があることも教えてもらった。火災保険については加入していた農協保険が屋根修復費の見積りと損傷写真を前提にその可否が判断されることも分かった。
 その後、ドローンによる点検が行われ見積りと屋根の損傷状況の写した写真が届けられた。見積りは二つの選択肢が提示された。ひとつは修復工事で50ヵ所以上に及ぶ破損個所の修復で約50万円の見積りである。今ひとつは、屋根全体を重ね葺きで新たに覆う工事で使用する材料の違いで見積りは約170万円と約200万円に分かれる。
 火災保険はあくまで修復費用の適用の可否が問われるので50万円の見積りを前提に審査される。農協の最寄りの支店を訪ねて見積りと写真を添えて申請した。
 問題は保険適用とは別に屋根の補修を破損個所の修復に留めるか屋根全体の補修まで行なうかの選択である。これについては、子どもたちが戻るわけでもなく最終的には解体撤去するしかない建物であること、後何年住めるかわからない老夫婦の住いに高額の補修費用をかける意味がないとの観点で、修復のみに留めることにした。