時代を映すテレビドラマ2024年02月12日

 1月からテレビで多くのドラマが放送開始した。タイトルやネットの情報等で気になったドラマをビデオ録画して時間のある時に観ている。
 幾つかを観て思ったことがある。テレビドラマは時代を映す鏡にようだ。LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)といった性的少数者をテーマとしたドラマが多い。一方で経済的に力のある隣国の中国人や韓国人を主人公や準主人公に据えたドラマも目についた。
 いずれも従来主流でなかったテーマを扱ったドラマである。それが相次いでドラマ化されているのはそれだけ視聴者に受け入れられる土壌があるということだろう。個人的には後期高齢者世代であり、そうしたテーマのドラマに幾ばくかの違和感がないわけではない。それでもそうしたテーマを受止め理解したいという感性は持ち合わせている。
 多様な人が多様な価値観や嗜好をもって共生していく社会が徐々に定着していることを歓迎したい。