今年初めてのコーディネーター会での貴重な議論 ― 2023年01月05日
昨日、今年初めての地域活動があった。地区社協ボランティアセンターのコーディネーター会議である。コーディネーター10名と関係者2名が出席した。三点の注目すべき課題が話し合われた。
ひとつはボランティアセンターが実施している「電話相談」の在り方を巡る議輪だった。従来は「安否確認」の性格の強い電話訪問だったが、直近の2件はむしろ「話し相手」の性格が強い。週2回の相談日にコーディネーターからかかってくる電話を心待ちにされているお独り住まいの高齢者である。電話訪問の「安否確認」機能は、市の「見守りホットライン」の専門事業者の行き届いた対応に委ねる方がベターではないかという点もある。
もうひとつは「安心キット」の案内と情報更新の告知の必要性の議論だった。地区社協は2014年2月に安心キットを導入した。対象地区の高齢者420世帯653人に導入して頂いた。ところがその後の定期的な案内の取り組み不足もあり普及は進んでいない。他方で昨年の孤独死の発生を受けて見守りホットラインへの関心も高まり、緊急時の救急通報のニーズは高くなっている。そんな時の心強いツールが安心キットである。緊急連絡先、かかりつけ病院、持病・アレルギー、健康保険証の写し等の情報が記載された用紙の入った筒である。コーディネーターのひとりから「自分も救急車を呼ぶ事態になったことがあるがパニックッテしまったが、安心キットを見せて事なきを得た経験がある」との説得力のあるコメントがあった。
三点目は昨年12月から地区ボラセンが開始したカーボランティア提供者のコーディネートのグループLINE活用である。従来の電話による依頼では連絡が難しかった提供者の提供が増えている。一斉に依頼内容が発信されるので提供可能な方からの複数の返信も可能である。結果的に12月中の利用回数は15回と前月の10回を上回り上々の出足である。ボランティアのコーディネートの中心で最もハードルが高いのは提供者の「マッチング」である。この分野のIT化がグループLINE活用で緒に就いた。これをより完成度の高いものにできれば家事支援の有償ボランティアにも応用できる。
新年初めてのコーディネーター会で収穫の多い貴重な議論を行なえた。
ひとつはボランティアセンターが実施している「電話相談」の在り方を巡る議輪だった。従来は「安否確認」の性格の強い電話訪問だったが、直近の2件はむしろ「話し相手」の性格が強い。週2回の相談日にコーディネーターからかかってくる電話を心待ちにされているお独り住まいの高齢者である。電話訪問の「安否確認」機能は、市の「見守りホットライン」の専門事業者の行き届いた対応に委ねる方がベターではないかという点もある。
もうひとつは「安心キット」の案内と情報更新の告知の必要性の議論だった。地区社協は2014年2月に安心キットを導入した。対象地区の高齢者420世帯653人に導入して頂いた。ところがその後の定期的な案内の取り組み不足もあり普及は進んでいない。他方で昨年の孤独死の発生を受けて見守りホットラインへの関心も高まり、緊急時の救急通報のニーズは高くなっている。そんな時の心強いツールが安心キットである。緊急連絡先、かかりつけ病院、持病・アレルギー、健康保険証の写し等の情報が記載された用紙の入った筒である。コーディネーターのひとりから「自分も救急車を呼ぶ事態になったことがあるがパニックッテしまったが、安心キットを見せて事なきを得た経験がある」との説得力のあるコメントがあった。
三点目は昨年12月から地区ボラセンが開始したカーボランティア提供者のコーディネートのグループLINE活用である。従来の電話による依頼では連絡が難しかった提供者の提供が増えている。一斉に依頼内容が発信されるので提供可能な方からの複数の返信も可能である。結果的に12月中の利用回数は15回と前月の10回を上回り上々の出足である。ボランティアのコーディネートの中心で最もハードルが高いのは提供者の「マッチング」である。この分野のIT化がグループLINE活用で緒に就いた。これをより完成度の高いものにできれば家事支援の有償ボランティアにも応用できる。
新年初めてのコーディネーター会で収穫の多い貴重な議論を行なえた。
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