人口動態データに窺える少子化の歯止めの兆し ― 2023年01月26日
先日「住宅街の街並みの変化と若返りの兆し」をテーマにブログを綴った。分譲開始40年を経た戸建て住宅ばかりの2,200戸余りのベッドタウンである。少子高齢化が絵に描いたように進行している街である。街並みの変化を通じて街の少子化の進行にに歯止めがかかったように思えた。
そこで実際の少子高齢化の推移を市の統計データで把握し分析してみた。「町別年齢5歳刻み住民基本台帳」の9月末データの2010年、2017年、2022年の数値をエクセルにダウンロードした。その上で、丁目別に世帯数、人口、児童・成人・65歳以上・75歳以上の内訳を集計し5年毎の増減を分析した。その結果、以下のようなことが把握できた。
①10年間で世帯数は102%と微増したが、人口は88%と減少した。単身化や世帯人員減が要因である。世帯当たり人員は2.65人から2.27人に減少している。
②高齢化率は、18.9%から35.3%と倍増に近い。
③児童比率は、14.7%から10.2%とダウンしている。ただ児童比率は、10年前の14.7%が5年前には11.9%と減少が顕著だったが、昨年は10.2%と鈍化している。また丁目の2地区は5年前に比べ児童数はプラスに転じ、その内の1地区は10年前に比べても微増している。少子化の歯止めの兆しと受け止めた。
そこで実際の少子高齢化の推移を市の統計データで把握し分析してみた。「町別年齢5歳刻み住民基本台帳」の9月末データの2010年、2017年、2022年の数値をエクセルにダウンロードした。その上で、丁目別に世帯数、人口、児童・成人・65歳以上・75歳以上の内訳を集計し5年毎の増減を分析した。その結果、以下のようなことが把握できた。
①10年間で世帯数は102%と微増したが、人口は88%と減少した。単身化や世帯人員減が要因である。世帯当たり人員は2.65人から2.27人に減少している。
②高齢化率は、18.9%から35.3%と倍増に近い。
③児童比率は、14.7%から10.2%とダウンしている。ただ児童比率は、10年前の14.7%が5年前には11.9%と減少が顕著だったが、昨年は10.2%と鈍化している。また丁目の2地区は5年前に比べ児童数はプラスに転じ、その内の1地区は10年前に比べても微増している。少子化の歯止めの兆しと受け止めた。
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